2024.12.04 掲載
福島県からは13枚の応募があったよ。その中から2枚をご紹介。
岡本師範よろしくお願いします!
いわき市「いわき市立高坂小学校SDGs隊」
ハスの夢新聞 SDGs |
ハス再生新聞 SDGs |
壁新聞を読むと、国宝「阿弥陀堂」が建立されたいきさつをしっかりと認識して、その池に咲いていたハスの花のすばらしさを市民が十分にたんのうしていた。その花が2019年に外来種のアカミミガメに食べられ、かいめつ的状態になってしまった。そこでハス再生プロジェクトをほっそくさせて、最初に考えたことは、きぼうの池からハスをもらい、種を取り、タライでさいばいすることともに、種を近くのお寺やゆう便局でさいばいする協力をえているとのこと。このような活動をメンバー全員が共通の理解のもとで進めていることは大変すばらしいと思います。じっさいに2023年7月にはゆう便局や学校できれいなピンク色のハスが咲いたとのこと、プロジェクトの成果が出て良かったですね。
でも再びピンチ!2023年9月8日にいわき市内郷で線状降水帯による大雨による水害が発生しました。これにより白水阿弥陀堂も被害を受け、10~20cm(?)ほどどろ水で水ぼつしてしまったようですね。さーだまってはいられない。プロジェクトのメンバーは、再び立ち上がりました。何をする?どうやる?阿弥陀堂のよごれをふく、これは市の人たちがやるでしょう。プロジェクトのみんなは、池のよごれた水をきれいにする。きれいな水を池に流して、よごれた水と取りかえる。1日では終わらない作業でしょう。でもみんなの意気込みと努力で何日かかけてきれいな池となることをめざしてがんばり、完成するでしょう。がんばれ!がんばれ!
このピンチとへいこうして、おり紙の中に種を入れて、公民館やゆう便局に届ける活動も休まず、やったようですね。手をぬかないメンバーの気持と努力で、2024年には白水阿弥陀堂にたくさんのハスが咲くでしょう。楽しみですね。
ハス再生新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!
ハスを再生するという壮大なプロジェクトです。一つの学校だけでは広がりができないので、宮小学校や綴小学校など内郷地区の6つの小学校も参加してもらいました。それにハスの種を郵便局や公民館などに配って、ハス再生を手伝ってもらいました。その時に種入りの折り紙とメッセージボックスも置いてもらいハス再生の協力をしてもらうようにしました。さらに古滝屋旅館の協力をえて、阿弥陀堂のハスの現状を写真で紹介したり、プロジェクトの紹介やコットン人形の販売にも協力をしてもらいました。コットン人形の売り上げはハス再生プロジェクトに役立てました。5年生でもこんないろいろな取り組みを考え、実行できるとはおどろきです。
阿弥陀堂の浄土庭園が大好きでハスがなくなってしまうのはとっても悲しいことがきっかけに、このプロジェクトに参加して活動を進めているとのことですね。
高坂小学校SDGs隊みんなへのとっておきのゴシドウ★
ハスの花がとってもきれいでいつまでも咲かせたいとの考えは大変すばらしいです。
もう一歩進んで、ハスの花のもの知りはかせ(博士)になってみませんか?
○ハスの花は日本古来の花なのだろうか?どこから日本に入ってきたのだろうか?
○福島県内あるいはいわき市内や内郷地区ではどこにハスが咲いているか?
○花の咲く時期は?
○花の大きさは?
○花の色は?白、ピンク・・・
○花の香りは、あるのかな?どんな香りかな?
○ハスの花の花言葉は?
などなどを調べてハスの花図鑑を作ったり、私たちがみんな知っているよ。なんでも聞いてみてください。なんでも知っていますというハスはかせ(博士)になるのはどうだろうか?
それはそうと2024年にはハスの花が阿弥陀堂で満開に咲き乱れる光景を楽しみたいですね。
岡本師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!
ご意見ご感想もお待ちしております!
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