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【2024 壁新聞道場!】たのもーーーう!福島県 その1

2024.07.17 掲載

福島県からは13枚の壁新聞の応募があったよ。その中から3枚をご紹介。
久松師範よろしくお願いします!

いわき市「いわき市立高坂小学校SDGs隊」

ハス再生新聞
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ハス未来新聞
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ハスって何?
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いわき市立高坂小学校SDGs隊 ハス再生新聞を書いてくれたさんへ
師範から一言!
高坂小学校SDGs隊の皆さんの活動の様子がよくわかる壁新聞でした。紙面のレイアウトも素敵ですし、内容も多岐にわたり読んでいて楽しくなりました。
内容をくわしく見てみましょう。国宝白水阿弥陀堂の浄土庭園を彩っていたハスが咲かなくなり、ハス再生に取り組む活動を記事にまとめてくれました。紙面では、その経緯が一番先に紹介され、活動内容がいち早く理解できました。そして関連する内容について、多方面からの取材が試みられ、全部の記事を飽きなく読むことができました。特に、活動している中で取り組んだアカミミガメの駆除についての記事は、自然保護と動物愛護に視点で考えると相容れぬ立場が生じ、悩んでいる様子もうかがえました。難しい問題で一つの回答があるわけではありませんが、これからも考え続けていってほしいと思いました。
ハスの花ことばや、英語表記の紹介など、ちょっとした記事も、楽しく読むことができました。

とっておきのゴシドウ★
ハス再生プロジェクトは、卒業生の活動を引き継ぐ形で行われていますね。また、浄土庭園のハス復活という使命も受けています。歴史的な場所で、未来に何を残し伝えていくか考えることができる活動といえるでしょう。これからの活動は、小学校のひとつの授業にとどまらず、地域の方々との結びつきも強くなってくるでしょう。より強い関係を結び、活動が推進することを期待しています。いつ、どこで、何をしたかというような具体的な記述は、活動記録として重要になってきます。確実に記録し、その様子を壁新聞にまとめていってください。きれいにハスの花が咲く報告を待っています。
 
 

いわき市立高坂小学校SDGs隊 ハス未来新聞を書いてくれたさんへ
師範から一言!
高坂小学校SDGs隊の皆さんのハスへの思いが伝わる壁新聞でした。本物の新聞のように割り付けがされました。そして、ハスの生態を軸に内容が編集され、分かりやすい内容構成になっていました。
紙面では、国宝白水阿弥陀堂の浄土庭園を彩っていたハスが咲かなくなり、ハス再生に取り組む活動をはじめたという経緯を、一番先に紹介してくれました。そのため新聞の内容がすぐ概観できました。平安時代にさかのぼる歴史を持つ白水阿弥陀堂で、時代を超える活動ができなんて、とてもロマンを感じました。また、先輩たち思いを引きついての活動であることも分りました。世代をまたぐ活動に育っていることも感じられました。
ハスの再生に向け、自分たちで資金集めをしていることも知りました。ハスの花の再生に向け、いろいろな活動を組み合わせて行っていることが分かりました。とても素晴らしい活動ですね。ハスの花の再生を期待しています。

とっておきのゴシドウ★
ハス再生プロジェクトの様子を、分かりやすく紙面にまとめてくれました。写真やマンガをたくさん配置したのも、読み手にとっては効果的だと思いました。歴史的な場所での活動は、未来に何を残し伝えていくかを考えるきっかけにもなります。また、近隣小学校や、地域の住人、行政など、さまざまな方々との結びつきも強くなってくるでしょう。思いを伝え、広い関係を結んでいくためには、記録が大切です。いつ、どこで、何をしたかというような具体的な記録を残していってください。そしてそれを壁新聞などにまとめて広報していくことも大切な仕事といえるでしょう。きれいにハスの花が咲く報告を待っています。
 
 

いわき市立高坂小学校SDGs隊 ハスって何?を書いてくれたさんへ
師範から一言!
ハスへの生態がよくわかる壁新聞を作ってくれました。高坂小学校SDGs隊のみなさんが、一生懸命に活動に取り組む気持ちも伝わってきました。
ハスは、夏に大きな花をつける水生植物ですね。中でも大賀ハスと呼ばれるのは、遺跡で発掘されたもので、今から2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花したハス(古代ハス)です。また、皆がハスを再生しよとしている白水阿弥陀堂は、創建が平安時代にさかのぼります。雄大な歴史を語ることができる活動となっていますね。みなさんが再生しようとしているのは、白水阿弥陀堂の浄土庭園由来のものなのか、大賀ハス由来のものなのか気になりました。機会があったら教えてください。

とっておきのゴシドウ★
ハス再生プロジェクトの様子も、まとめてくれました。写真をたくさん配置してくれたので、活動の様子が分かりやすく効果的だと思いました。そこで一工夫、それぞれの記事に見出しを付けることを提案します。「ハスをふっかつさせろ」という見出しは、大きくて内容も的確なので、本文を読むときにとても参考になりました。同じように、小さな記事にも見出しがついていると、内容が分かりやすくなります。次に壁新聞を作るときには、参考にしてください。
ハス再生プロジェクトの始まりは、今の中学3年生が始めたようですね。先輩たちの思いを引き継ぐ活動です。また白水阿弥陀堂という国宝のもとで行う活動です。多くの人とかかわることができる活動ですね。みなさんの頑張りが素敵な結果になることを祈っています。きれいにハスの花が咲いたという報告を待っています。
 

久松師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!

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