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【2024 壁新聞道場!】たのもーーーう!福岡県 その2

2024.12.04 掲載

福岡県からは6枚の壁新聞の応募があったよ。その中から2枚をご紹介!
沼田師範、よろしくお願いします!

福岡県 その1

北九州市「ガールスカウト福岡県第13団」

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北九州市「ライジングアップ」

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ガールスカウト福岡県第13団のみなさんへ
師範から一言!
ガールスカウト福岡県第13団のみなさんは、今回、『防災について』をテーマに、自分たちでたくさん考えて活動しまとめてくれました。紙面は、楽しい写真やイラストでいっぱいです!また、オリジナル・キャラクターのリンゴ大好き?な丸くん、ニットボウくんが語り手として大活躍。6コママンガも、しっかりオチまであって、とても楽しく読みました。

「ローリングストック法」は、日ごろ食べているものを少し多めにそなえながら、期限の古いものから使い、その分を買い足して回していく。ムダを作らずに、災害時のそなえができて、とてもエコです。ブラウニーさんたちが作った「じゃかりこサラダ」「かんぶつサラダ」はかんたんだけど、カロリーもあっておいしそう。りっぱな15人分の食事ができましたね。

新聞紙から作った、コップやスリッパも災害時に活用(かつよう)できますね。電気やガス、水道などが止まると、さむくても暖をとることができません。洗い物の水も貴重です。そんな時に、身近なもので代用できれば、とっても便利。新聞紙はあたたかいので、そのまま巻(ま)いてはら巻にしたり、かたく巻いて骨折時の副木(ふくぼく)の代わりにしたり・・・ほかにも使い道があります。いろいろ、考えてみてください。 

とっておきのゴシドウ★
2011年の東日本大震災から、日本はじしんの活発期に入ったといわれます。じしんを止めることはできませんが、じしん後の災害は、事前のそなえで減らすことができます。まさにみなさんが行った「防災についての話し合い」「日ごろからの準備」などがそうですね。

被害をへらす「減災(げんさい)」には、自分の身は自分で守る「自助」、ほかの人たちと協力して助け合う「共助」の2つの考えがあります。日ごろから、災害がおきた時に「自分一人で行動すべきことは何だろう?」「ほかの人たちと協力し合ってできることは何かな?」と考えたり、準備したりしておくと、いざという時に落ち着いて行動ができます。かぞくや、学校の友だちとも話し合ってみましょう。

地域事務局からの応援メッセージ【福岡県】
地震が起きた時の行動や持ち物についてまとめられており、素晴らしいです。マンガ形式で地震が起きた時の行動を描いていることで、楽しく学べる壁新聞になっています。また、調べ学習だけでなく、災害時に役立つ食べ物やグッズを実際に自分たちで作ってみることで、より災害時にできることが理解できたのではないでしょうか。今後の活動も楽しみにしています。

地域事務局からの応援メッセージ【北九州市】
実際に地震がおきた時の行動について、とても分かりやすくまとめられています。
ぼうさい食や、コップ、スリッパなど、実際に作ることで、発見できたことも分かりやすくまとめられていました。 
これからも色々なことを経験し、発見してください。

ライジングアップのみなさんへ
師範から一言!
ライジングアップのみなさんは、ビーチクリーンや魚釣りなどいろいろな活動をした中で、今回は「号外~フードロス削減の巻」のタイトルで、"まだ食べられるものをすてている"フードロスを取り上げました。畑で行った「やさいレスキュー」と、学校の「給食レスキュー」の活動をまとめてくれましたね。

畑のやさいは、大きすぎでも小さすぎても売れません。間引きやさいや、ニンジンなどの葉の部分などの多くは、食べられるのにすてられています。また、小学校がインフルエンザ流行で学級閉鎖(へいさ)となり、給食用の食材の行き場がなくなってしまいました。その「もったいない」と「ありがとうと言って食べられる人」をつなぐ活動が、「フードパンドリー=食料庫(しょくりょうこ)の意味」ですね。
やさいのイラスト、フードパンドリーのイメージ図など、あたたかなタッチで、とてもわかりやすく描かれています。配ったもののランキングも、大変興味深かったです。自分たちで実際に行動したこと、考えたこと、それを伝えるための工夫がすばらしく、感心しました。

とっておきのゴシドウ★
フードロスは、食べものの生産・製造(せいぞう)、輸送(ゆそう)、販売(はんばい)、消費(しょうひ)、廃棄(はいき)などで発生し、大きな問題になっています。
みなさんが活動された「フードパンドリー」は、必要とする人にとどけることで、食べものをムダにしません。環境的にもゴミの減量(げんりょう)や、地球温暖化につながる二酸化炭素の排出量(はいしゅつりょう)をへらすことができます。日本の家庭の食品ロス(=フードロス)の二酸化炭素(CO2)の排出量は、年間1046万トンにも上ります。

「フードパンドリー」活動のほかにも、みなさんが食べものを買う時、調理(ちょうり)する時、食事としていただく時などにも、ムダはないでしょうか。みんなで考えて、フードロスをなくす取り組みが広がっていくとよいですね。

地域事務局からの応援メッセージ【福岡県】
畑や給食室など、様々な場所を訪れてフードロスを減らす様子がまとめられており、素敵な壁新聞です。食材のイラストもたくさん描かれていることで、より分かりやすい壁新聞になっていると思います。これからも活動を続け、多くのもったいないをありがとうに変えていってくださいね。

地域事務局からの応援メッセージ【北九州市】
フードロス削減について、とても分かりやすく、まとめられています。 
フードパントリーについて、"たくさんのもったいないをありがとう"に変えた活動は、とても素晴らしく思います。これからも色々なことを経験し、楽しみながら学んでください。 

今回のみんなの活動に役立つ参考リンク
環境省『エコジン』
「もったいない」だけじゃない、食品ロスと環境問題
https://www.env.go.jp/guide/info/ecojin/feature1/20241030.html

沼田師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!
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福岡県 その1

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