2024.11.20 掲載
鹿児島県からは大崎小エコクラブから12枚の応募があったよ。その中から4枚をご紹介!
吉田師範よろしくお願いします!
大崎町「大崎小エコクラブ」
地球温暖化新聞 SDGs |
大崎町分別のひみつ SDGs |
大崎町のリサイクル新聞 SDGs |
大崎町分別新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!
みなさんが住む大崎町はごみの分別回収が盛んな町だと思います。インドネシアの人のお話は、視察に来た方のお話ですか?インドネシアでも、ごみの分別が少しずつ進んで資源を有効に活用できるとよいですね。<自分たちの考え>で書かれていますが、人に教えられるように自分が分別をするというのは良い考えだと思います。分別のルールがわからない場合も多いので、周りの人にもていねいに教えられるよう、まずは自分がしっかり分別できるようにしたいですね。
とっておきのゴシドウ★
写真が3枚貼ってありますが、説明をつけて何の写真かわかるようにすると良いと思います。堆肥工場の写真は説明がありますが、壁新聞の中では堆肥工場の内容がないので、もう少し説明があるとよいですね。
また、<大崎町がしている取り組み>の中で分別をしてくれた人に商品券を渡すという取り組みが書かれていますが、これは実際に行われていることですか?文章を読むと、これによって取り組む人が増えるとよい、という書き方なので一つのアイデアでまだ実際には行われていないのかな?と思えました。アイデアはとても良いと思いますが、まだ行われていないのであれば、<大崎町がしている取り組み>として書くのではなく、一つのアイデアであると書いた方が、正確に伝わると思います。文章を整理して、よいアイデアをたくさんの人に知ってもらいましょう。
地球温暖化新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!
地球温暖化についてみなさんで話し合ってみたのは、とても良い取り組みだと思います。
2024年の夏もとても暑かったですね。そして、今は11月ですがまだ暖かい日が多く、温暖化を実感します。また、日本だけでなく世界各地でも大雨や洪水が起きていて、温暖化による気候変動も目立つようになりました。みなさん自身が「地球温暖化」が進んでいると感じることはありますか?みなさんはまだ若いので、「昔と比べると夏が暑くなったなあ」という実感は少ないかもしれませんね。お父さん・お母さんや先生たちは、きっととても実感していると思いますよ。
とっておきのゴシドウ★
グループの考えと疑問が書かれています。疑問の中で、本やインターネットで調べられることもあります。例えば「温暖化はいつから始まったのか」や「地球温暖化で困ることは何なのか」といった知識は調べられるので、まずみなさんで同じ知識を持ってから、話し合いをするとより深まると思います。グループの考えの方にも書かれていますね。
そして「地球温暖化を防ぐためにはどうしたらよいか」は、本やインターネットで調べることはできますが、それは一つのアイデアにすぎないと思います。答えは「自分が取り組めること」になると思いますが、自分で決めましょう。調べた知識は、実際に取り組まなければ効果がありません。知識を元に、自分に合った取り組みを見つけてほしいと思います。見つけた取り組みを、みなさんで話し合って、壁新聞にまとめてみるとよいと思います。
大崎町分別のひみつを書いてくれたみなさんへ
師範から一言!
大崎町と大崎小学校の分別についてていねいに書かれている壁新聞ですね。学校でもごみを3種類に分別しているのは珍しいのではないかと思います。みなさんは普段、家でも分別をしていると思うので、慣れているかもしれませんね。
インドネシアの人にお話しを聞く機会があったのはどういった理由でしょうか。日本の中でも大崎町の分別は進んでいると思うので、とても驚かれたのではないかと思います。
生ごみと紙おむつを分別回収しているのは、初めて知りました。紙おむつのリサイクルに成功した企業のニュースを聞いたことはありましたが、実際に地域で行われているのはとても先進的ですね。
とっておきのゴシドウ★
大崎町が分別回収に力を入れてきた理由が、焼却炉がなく、埋め立て処分場が埋まってきてしまったから、ということが書かれていてよくわかりました。よく読むと同じようなことが2回書かれているのかな、と思うのでどちらかにまとめると、もう一つ別の内容が書けると思います。
分別することは大変ですが、みなさんが書かれているように「気持ちよくすごせるように」と思えることが素晴らしいと思います。分別してよかったな、と思えるとこれからもがんばろうという気持ちになりますね。良かったと感じる取り組みを積み重ねていくと、だんだんと普通にできる取り組みになっていくと思います。最初は大変かもしれませんが、気長にがんばりましょう。
大崎町リサイクル新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!
大崎町では分別回収に力を入れているので、学校でも自然に分別ができるのではないかと思います。リサイクルというと、牛乳パックが再生紙になるといった物から物へのリサイクル(マテリアルリサイクル)のイメージがあるかもしれませんが、サーマルリサイクルやケミカルリサイクルについても調べてありますね。回収したものによって適切なリサイクルができればよいと思います。
インドネシアの方は、どういった理由でお話を聞く機会がありましたか?インドネシアも広いので、都市部と地方ではだいぶ様子が違うと思いますが、大崎町の取り組みを取り入れて、きれいな街になるといいですね。
とっておきのゴシドウ★
写真が3枚貼ってありますが、それぞれに説明があるとわかりやすくなります。牛乳パックは給食で飲んだものを集めたのか、家で飲んだものを集めたのか、写真だけではわかりませんので、説明があると良いと思います。
大崎町は今でも分別回収が進んでいると思いますし、みなさんもそう思っているようですが「まだぜんぜんできていない」と思うのはどんなところですか?
例えば、プラスチックごみの分別をもっと細かくできると思うのか、それともまだ分別のルールがよくわかっていない人がいるのか、など。できていない理由によって、取り組み方(対策)が変わりますね。理由を整理して、次にどんな取り組みをすると良いか考えると効果的ですので、ぜひみなさんで話し合ってみましょう。
吉田師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!
ご意見ご感想もお待ちしております!
〒101-0032 東京都千代田区岩本町1丁目10-5 TMMビル5F
公益財団法人 日本環境協会
TEL:03-5829-6359 FAX:03-5829-6190 Email:j-ecoclub@jeas.or.jp
2023年の壁新聞道場一覧はこちら https://www.j-ecoclub.jp/kabe/202403312023.html
2022年の壁新聞道場一覧はこちら https://www.j-ecoclub.jp/kabe/202303310000.html
2021年の壁新聞道場一覧はこちら https://www.j-ecoclub.jp/kabe/202112132021.html