2024.10.02 掲載
鹿児島県からは大崎小エコクラブから12枚の応募があったよ。 その中から4枚をご紹介!
宮川師範よろしくお願いします!
鹿児島県 その2
大崎町「大崎小エコクラブ」
環境守る新聞 SDGs |
大崎リサイクル新聞 SDGs |
大崎のリサイクル新聞 SDGs |
SDGs新聞 SDGs |
環境守る新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!
壁新聞の「インドネシアと大崎町」のタイトルを見て、どんな関係があるのだろうとまず思いましたが、その疑問が記事になっていますね。読み手の興味を引く面白い工夫になっていますね。
インドネシアの取組みと、大崎町の取組みがしっかり書かれていて、どうしてインドネシアが大崎町に学びに来たのか、その理由がとてもよくわかりました。 また町としての取組みだけでなく、町民としての生活、そして小学校でのゴミ分別のことも書かれているので、ゴミ分別だけでなく、環境の循環や気候変動の温暖化のこともしっかり考えていることがよく分かる壁新聞でした。
とっておきのゴシドウ★
壁新聞のあちこちに、ただ情報を伝えるだけでなく、しっかり考えてもらうためのクイズ問題や「くらべてみよう!」と読み手に問いかける工夫がなされていますね。環境を守る新聞としてとても効果的な工夫になったと思います。ただ、他の地域の取組みやいろいろな工夫について、もう少し調べてみると、大崎町が環境のためにもっとできることが見つかるかもしれません。
環境対策は日々進歩しているので、全国でトップクラスの町でもどんどん学ぶ姿をみせてくれたらうれしいです。 また、27品目のゴミの仕分けはとてもしっかり書かれていてわかりやすかったので、例えばインドネシアと大崎町とのつながりの歴史なども表などにまとめると、その変化がわかりやすくなります。図や表などをうまくつかって大崎町の魅力と取組みをしっかり理解してもらえるような工夫にどんどん取組んでみましょう!
大崎リサイクル新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!
自分たちの住む町のリサイクルをテーマに、1つ1つ議題を立てて壁新聞をつくったのですね。合計4つの議題を示すことで、記事の種別がわかりやすく整理されましたね。記事の区別がわかりやすくなることで、読みやすくなって理解が深まる効果があります。 また、大崎町のリサイクルがテーマですが、他の地域の取組みも広く調べていますね。
大崎町のリサイクルの順位が落ちてしまったことは残念なニュースですが、こうして他の地域の取組みを示すことで、どんなことを頑張ればいいのかが具体的に理解できます。特に歴史的なこともしっかり調査して書かれているので、今の自分たちの取組みの成り立ちも考えることができ、学びのある内容となりました。
とっておきのゴシドウ★
この壁新聞の構成は、4つの議題が柱になっています。議題の内容もその整理の仕方もとてもよく考えられていると思います。ただ、その後の記事の内容と議題がしっかりかみ合っていないので、ここはしっかり調べて答えを示しておくといいでしょう。
1つ目の議題では、「なぜ大崎町がリサイクル率一位だったのか」ですが、インドネシアへの協力のことしか書いていなくて、なぜ1位になったのかがわかりませんでした。
2つ目の議題では、「大崎町はいつから分別をはじめたのか?」ですが、沼津市の年月しか書いていませんでした。
3つ目の議題では、「ゴミは地球温暖化に関係があるのか?」ですが、ゴミと温暖化の関係が書かれていませんでした。
4つ目の議題だけは、質問の形になっていませんでした。これも他の議題と同じような形式にすると理解しやすくなると思います。 議題による取りまとめはとてもいいアイデアなので、それをしっかり活かせるような記事の書き方にも挑戦してみましょう!
大崎のリサイクル新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!
壁新聞の名前と同じぐらいのサイズで「リサイクルNO.1(日本一)の大崎町」とタイトルをつけて、自分たちの町を誇りに思っていることを強く感じることができました。またリサイクルを行うことで、どんな効果があるのか、そしてそれを辞めてしまったらどのような影響があるのかも、具体的に書かれていてリサイクル活動の理解が深まるように書かれていますね。またしっかりゴミを区別することの大切さについて図表をうまく使って表現しているので、伝えたいと思っている内容がよくわかるようになっています。色の区別もついているので目を引いてわかりやすいですね! そしてリサイクル日本一となっても、さらに日本中に広めていきたいという意気込みはすばらしいと思います。この新聞がその発信の1つになると思います!
とっておきのゴシドウ★
今回は「リサイクル」をテーマにして、5名のメンバーで力をあわせて記事を書いてくれました。それぞれの工夫や気持ちを感じました。しっかり書き方や構成も統一されているので、全体としてもとても整理されています。 ただ、「リサイクル」の1つのテーマに絞っていることから、記事の内容が少し被ってしまって重複して説明しているところがありました。
リサイクルの説明だけでなく、もう少し範囲を広げて、自分たちも楽しいと感じるような、リサイクの興味を引く取材や調査もして記事にしてみるとよいかもしれませんね。 また左上の漫画はとても良くできて、楽しいクイズの記事なのですが、吹き出しの言葉がすこし読みづらかったです。とても大切なヒントにもなるセリフですので、もっと大きくイラストを描いてみましょう!きっと壁新聞の顔になるような記事になると思いますよ!
SDGs新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!
たくさんのイラストで飾られたかわいい新聞になりましたね。海の生きものがたくさん書かれているので海関連をテーマにしているのかな?と思ったらその通りでした。記事をまだ読んでいなくても、デザインでぱっと記事の内容までイメージできることは、理解や読みやすさにつながりますので、とても大切な工夫だと思います。それに見て楽しいとすすんで読んでみたくなりますよね!壁新聞のアピールにもつながります。 またかわいいイラストの工夫ばかりではなく、具体的に放棄された海洋プラスチックの影響についても数字を使って示されていました。具体的な問題を強く訴えるには数字での表現は効果的です。海の環境問題は、陸からは見えづらいので、こうして数字をつかって伝えることは特に効果があると思います。
とっておきのゴシドウ★
SDGsと新聞名を掲げている中で、海をテーマに絞ったことは、集中的に内容を伝えられるのでよかったと思います。壁新聞のデザインとして、たくさんの情報を掲載して詳しく伝えるか、情報を絞って集中的に伝えるか、それは書き手の判断になります。今回はかわいいイラストともマッチしてとても読みやすい内容になりましたね! 新聞の作り方は、それぞれの記事を書いたものをもちよって構成していますが、残念なことに一部、紙が文字に重なって記事が読みづらくなっている部分がありました。貼り合わせを工夫することで防げることなので、最後のチェックは読み手の立場に立って読み直してみるとこうした失敗は少なくなります。いくら正しいことを書いていても、読みづらかったり、ミスがあったりすると、上手く伝わらないことがたくさんあります。最後にメンバーで読み合って感想をいう機会などを設けながらチェックするのもいいですね。
宮川師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!
鹿児島県 その2
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