2023.12.20 掲載
滋賀県からは13枚の壁新聞が届いたよ!今週は4枚をご紹介。
伊藤師範よろしくお願いしまーす。
※クラブ名をクリックするとゴシドウへ移動します
日野町「西大路エコクラブ」 SDGs |
日野町「それいけ 西大路ごみ調査隊」 SDGs |
草津市「常盤こども園」 SDGs |
草津市「しのゆい」 SDGs |
西大路エコクラブのみなさんへ
師範から一言!
「川の健康診断」 ってなんだろう?って、まず、きょうみが引かれるのがいいですね。
川では、生きものと水質だけでなく、流れのようす、まわりのようすなど川のようすをしっかりと見ることは大事なことです。さらに環境省の指標に従った評価を上流・中流・下流ぞれぞれで示すことができたのも大事なことで、とてもよく調べていて、すばらしいです。遠くの上流や、下流である琵琶湖まで行って見てみるといろんなちがいが感じられたことと思います。
そして、上流から下流に沿った大きな川のイラストで、川のようすと生きものたちを示してくれているので、どんな川なのかなとイメージしやすいです。きっと生きものたちもいっぱいいる皆さんが好きな川だろうなと想像しています。
生きものそれぞれに、その生きものになった気持ちで「願い」が書いてあるのもユークでおもしろいですね。それぞれの生きものたちがすみやすい環境を考えてあげることは本当に大切なことです。「エサの水生昆虫が少なくならないように」「草むらや岩がいっぱいあるといいな」「川底に泥や石がほしい」など生きものたちそれぞれの”願い”がわかったことで、みなさんがその良い環境をつくれるよう大人たちにも伝えていってくださいね。
最後に、わたしたちにできることを考えて、伝えているのもすばらしいです。ぜひみなさんで実現していってください。
師範から一言!
「ポイすてごみは減らせるか」のタイトルに、ハッとしました。むずかしいことですが、ぜひ少しずつでも減らせることを考えていきたいですよね。国道と水ろで、毎月のごみ調査は貴重な調査となりましたね。すばらしいです。
写真が良い記録となり、どんなごみがどのくらいあったのかがひと目でわかるようになっているなぁと感心しました。この6回の調査は、同じところだったのかなぁ?
草が刈ってあるとゴミは少ないこと、田んぼや川のまわりや川の中にごみが多かったことなど良いところに気づきましたね。ごみが少なくなるにはどうしたらよいのかがわかると、タイトルの「ポイすてごみは減らせるか」のこたえが出そうですね。みなさんの調査からわかったことをいかして、ポイすてごみを減らすことをすすめてください。期待しています。
常盤こども園PTAのみなさんへ
師範から一言!
豊かな自然に囲まれているところで、親子で五感を通した様々な活動を体験できている環境は羨ましいです。このような環境の子どもたちは幸せだろうなと感じます。
その中で、環境に目を向けることを考えながら、子どもたちができること、親子でできることを取り入れて活動されているのはすばらしいです。市の花に注目し、身近なところで皆で収穫し、天然染料の草木染めに結び付けられたのもいいですね。写真も多く、みなさんの活動の雰囲気がよく伝わりました。写真で見るだけでもとっても素敵な色に染まったようすがわかり、これも羨ましく感じました。きっと皆さんの大切な宝物になったことと思っています。
地域事務局からの応援メッセージ【滋賀県】
PTAの方と一緒に、あおばな(ツユクサ、草津市の花)の草木染めを体験し、子どもたちが道端の草花などの身近な自然に興味を持ちました。
しのゆいのみなさんへ
師範から一言!
今年は、池ちょうさ、ごみちょうさ、木スプーンづくりなど、いろいろな種類の活動に取組みましたね。家族で仲よく楽しくいろんな活動に取組んでいるようすが伝わります。
ごみちょうさについては、いろいろな季節におこなっていると、寒い季節にはカイロが見つかったなどその季節の特ちょう、みんな私たちの生活とかかわるものがごみとなって捨てられてしまっているのがわかったようですね。
ペットボトルのラベルは、びちく用のペットボトルを考えたときに、ラベルだけでもこれだけエコになるということを示してくれたのですね。実物を見ると、すごい量だと、量が実感できました。家の中の身近なことからエコを考えられるのは家族のクラブのいいところですね。びちく用のペットボトルを考えたということは、ふだんはあまりペットボトルを使わない生活をしているのでしょうと思われます。ラベルだけでなくペットボトルを作って運ぶのには多くのエネルギーが使われているので、ペットボトルじたいをできるだけ使わないような生活も続けていきましょう。
ごみちょうさは、どこでちょうさをしたのでしょうか?家の前?道路?公園?川?などちょうさした場所と、ちょうさした日にちを書いておくと、りっぱなちょうさきろくとなります。さらに、こ数などもきろくしていくと、どこにどんなごみが多かったということをみなさんに伝えられるようになります。季節によるちがいや場所によるちがいもくらべやすくなることでしょう。池ちょうさについてもいつの、どこの池のようすかも伝えるとよいでしょう。
そしてみなさんの活動のようすの写真もあるといいなぁと思いました。がんばっているようすがもっとよく伝わることと思います。
「プラスチックごみさくげん!!」と力づよくせんげんしてくれているのはとっても良いことです。さくげんするにはいろいろなやり方があります。では、私はどのようにさくげんする!と、自分にできることも考えて、書いて、実行するようにしましょう。
さいごにこれらのいろいろな活動を通して感じたことや感想もまとめて書いてみるのもよいでしょう。これからも家族でできる活動を長く続けていってください。
自分達の生活と関わりのあるごみや水に着目し、体験や考えを深める活動をされています。災害時の水の大切さを具体的にラベルを集めて表現してくれました。
伊藤師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
ご意見ご感想もお待ちしております!
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