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【2024 壁新聞道場!】たのもーーーう!大阪府 その1

2024.07.31 掲載

大阪府からは6枚の壁新聞の応募があったよ。その中から2枚をご紹介。
宮川師範よろしくお願いします!

 
大阪市「せいわエコクラブ」

知ろう!NO2(二酸化窒素)とソラダス

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地球のために私たちのできる事

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せいわエコクラブ2-1の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!
今回の壁新聞では、「NO2」と「ソラダス」が大きく描かれてテーマがとってもよくわかりますね。上半分がこのテーマの記事で、下半分がエコクラブとしての様々な活動の報告と活動の感想の記事に分けられており、大変読みやすく整理されていました。
特に過去から観測してきたNO2に目を向けて「知ろう!」と投げかけていることは、とても素晴らしいことだと思います。
記事を見ると私が大阪に住んでいる小学生の頃にこの観測が始まっていますね。私がまだ小学生で大阪に住んでいた頃は、光化学スモッグ警報によって外に出ることが禁止になる時期がありましたが、今では空気汚染もずいぶん改善したことがよくわかりました。特に大阪の地図上で大気汚染の変化の様子を年代ごとに表現したことによって、その改善した様子がとてもよくわかりました。また、自分たちの住んでいる地区とその他の地区についての表記と考察も大変わかりやすくて説得力がありますね!
さらに今回は、青森県弘前市と沖縄県西表島と比較しながら観測されています。このように広い地域で長い期間にわたって観測することは、いろいろトラブルにも見舞われて大変だったと思います。観測中のコロナ感染症の影響なども書かれていましたが、本当によくがんばりました。みなさんのひとつひとつの活動内容が、よりわかりやすく伝わったと思います。
 
とっておきのゴシドウ★
全体の構成から、テーマの掲載、各情報のコマ割り、そして丁寧な説明など、みなさんの読み手に対する配慮をこの壁新聞から強く感じました。また、観測や考察など、難しい内容も書かれていますが、ポイントで絵や写真が配置されて、大人からこどもまで楽しく読める工夫も詰め込まれています。読んでいてとても嬉しくなりました。
今回の壁新聞は、記事の内容やそれぞれの感想からも「多くの人に知ってもらいたい!」という強いメッセージを感じますね。みなさんが実験や観測、活動を通して社会的な課題にも大きく触れて経験した成果だと思います。この壁新聞を見た多くのこどもたちや大人もNO2とソラダスの関心が高まったと思います。
さて、「天谷式簡易カプセル」の試薬づくりの内容や、試薬の見方、ソラダスの観測地点の様子など、詳細な報告がありました。とても具体的で観測や分析の様子がとてもイメージしやすかったです。ただ紙面にバラバラに配置されていたので、一連で理解ができませんでした。
こうした情報は、研究論文でもとても大切な内容で、研究手法や全体の手順は、ひとまとめに整理して報告されています。やり方や手順がわかりやすければ、活動自体の理解も深まり、自分たちにもやってみようと「知ろう!」から「一緒に活動しよう!」に広がっていくかもしれません。結果だけでなく、その経過についても、わかりやすく伝える工夫をぜひ考えてみて下さい!
 
地域事務局からの応援メッセージ【大阪府】
たくさんの活動をされており、それぞれの内容について、メンバーのみなさんが意欲を持ち、楽しく活動していることが伝わってきます。メインのソラダスの活動については、調査を行うだけでなく、別の地域や過去の調査結果との比較から、調査結果の分析・考察までしっかりと行われており、素晴らしいと思います。
今後もがんばってください!
 
地域事務局からの応援メッセージ【大阪市】
環境をテーマに活動するクラブとして、公害について学び、 ソラダスでは観測を続けていること、また、他府県のクラグとも連携、交流している様子、その成果を、迫力満点のタイトルはじめ、紙面いっぱいに表現されています。
 
 
せいわエコクラブ2-2の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!
せいわエコクラブは、幼稚園から高校生までたくさんのメンバーで活動されていますよね。そんな多様なメンバーの声と活動が一枚に集約されて、とても楽しい壁新聞になりましたね!
また、山や森、海に街といろいろな場所の活動報告がありましたが、同じ活動は、壁新聞の背景の色を合わせて整理されているので、とてもわかりやすく見ることができました。大変良い工夫です!
掲載した記事はたくさんありましたが、読む人がわかりやすいように工夫がたくさんされていますね!文字の書き方や、絵と色にもルールがあって整理されているので、どれもわかりやすく最後まで楽しく読むことができました。
笑顔の写真も記事の雰囲気ととてもあっていたので、読みながら楽しくなってくる素敵な壁新聞でした。
 
とっておきのゴシドウ★
エコクラブ名と地図が合わせて、上手く活動場所と名前を表現できましたね。間伐での集合写真と合わせて壁新聞のよい顔(シンボル)になっていて、これが全体をまとめています。この配置はよく目を引いてとてもよかったです。
ただ、この地図には、間伐や炭焼きの位置は書いてありましたが、海岸での活動などは示されていませんでした。
全体の活動場所を示す地図として、もっとデザイン利用できていたら、よりみなさんの活動内容がわかりやすく発信できたとと思います。
あと、それぞれの記事には、活動日がしっかり記録されていました。活動によっては、季節の変化で成果も変わってきますので、こうしたデータは記事といっしょに一緒に示しておくことはとても大切なことですね。
さらにこうした日付のある記事は、その活動月日順に並べたりすることで、一年間の活動報告がわかりやすく発信できたらり、季節の活動の楽しさもより伝えることができますよ!様々なデータを壁新聞のデザインに活かしてよりわかりやすく見てもらえるような工夫も試してみて下さい!
 
地域事務局からの応援メッセージ【大阪府】
間伐活動で木を切り倒した達成感や、いろいろな海の生き物を見つけた喜び、お味噌や楽器、キャンドルを作って楽しかったことなどがとてもよく伝わってきます。
ごみ拾いや水質検査 、防災クイズや交流会などで気づいたことなども分かりやすくまとめられていて、素晴らしいと思います。今後もがんばってください! 
 
地域事務局からの応援メッセージ【大阪市】
水はどこからを大きなテーマとして、年間を通じて数多くの活動を行っている様子が、ぎっしりと詰めこまれた、楽しく、読みごたえのある壁新聞です。 
 

宮川師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!

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