活動レポート

活動レポート

湿生植物

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2020年04月25日

実施場所:

水戸市見川

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

水戸市の千波湖周辺は水戸台地から湧き出してくる湧水が豊富な街です。
このため、ホタルネットワークmitoの逆川緑地、常磐の森、英宏の泉には、ホタルだけではなく、様々な生き物が生息しています。
クラブメンバーが採取に夢中になる魚や甲殻類がスターとして君臨していますが、春の時期は湿生植物が繁殖する季節です。

参加者のようす

英宏の泉には、ミズバショウが咲いています。この時期だけ、白い仏炎苞(ぶつえんほう)とよばれる、葉が変形したものがみられます。常磐の森にはザゼンソウが咲き誇ります。この他、斜面には、カタクリやシランなど、湿地との境界線にみられる植物も生育しています。

感想・気づいたこと・考えたこと

その一方、逆川緑地の湧水地には、コケ類や水草群落があちこちにみられます。ホソバミズゼニゴケ群落は、湧水の湧き出し付近の日陰に多くみられます。地味なコケですが、ホタルの季節には、メスが産卵する格好の場になります。

その他

新型コロナの影響によって、大きな活動はできませんが、5月になりましたら、ホタルのために必要な保全行動を少人数で行います。

逆川こどもエコクラブのみなさん、活動報告をありがとうございます。新型コロナの影響で、学校が休校となったり外出の自粛が求められたりする中ですが、人間以外の動植物は春の活動を活発化させていますね。みなさんの千波湖周辺も豊かな自然の様相を見せてくれているようですが、残念ながら今年は人間が楽しむのは難しくなってしまいました。ただ、変わらない自然を見守り、適切な保護活動はしていかなくてはいけません。そのためには、みなさんの活動は欠かせません。まもなくゲンジボタルの幼虫の上陸が始まりますが、コロナ対策など安全には十分な配慮をして活動していってください。では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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