活動レポート

活動レポート

水鳥・渡り鳥の観察会

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2025年01月19日

実施場所:

茨城県涸沼・千波湖

参加メンバー&サポーター数:

82人

活動の分野:

  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

お正月休みも終えて、ひと段落したところで、毎年恒例の水鳥観察会を2日続けて行いました。1月18日は涸沼の水鳥湿地センターで実施しました。
涸沼がラムサール登録湿地となった背景には、スズガモの越冬地として東アジアの1%が飛来する地であることが選定理由です。スズガモは11月にロシア方面から涸沼に飛来し、シジミや水の中の小生物などを捕食しながら3月まで越冬します。その後、大陸へ渡りながらロシア方面へと帰っていきます。約4千羽の群れを観察することができました。

参加者のようす

涸沼では、ノスリが竹竿にとまってボラを食べている姿も望遠鏡より確認できました。翌日の千波湖には多くのクラブメンバーが集まりました。千波湖は涸沼の周囲20kmに比べて3kmなので対岸が容易に見渡せる湖です。コンパクトに凝縮された水辺は水鳥を肉眼でよく観察できます。そして、水鳥が集まっている場所は2箇所に集中していました。

感想・気づいたこと・考えたこと

一箇所は人が集まる親水デッキの周辺です。ここでは、水鳥に細かいパンや鳥のえさを与える人たちが次々に来られることから、鳥のお食事場になっています。過剰にえさを与える人はおらず、水質が悪くなることは避けられているようです。もう一か所は、クラブメンバーと市民が毎年造成している湿地帯(ビオトープ)に集中していました。ガマの葉は冬なので枯れていますが、セキショウやイグサは元気に水辺で繁殖しています。ここへ、水鳥が飛来し、隠れ家のような光景となっています。

その他

千波湖ではオオハクチョウ、カワウ、ユリカモメ、カイツブリの他、オカヨシガモ、カイツブリ、オナガガモなど18種を見ることができました。
2日間の講師はクラブサポーターが熱心に教えてくれました。ありがとうございました。

逆川こどもエコクラブのみなさん、真冬の湖は寒かったでしょうね!
でも、カモやハクチョウがたくさん見られたみたいで、よかったですね。
1月中旬は、環境省が呼びかけてガンカモ類の生息状況調査(全国一斉調査)が行われているので、
みなさんの記録もデータとして使われるのかもしれないですね。
4千羽のスズガモの群れがいる涸沼はすばらしい自然が残っているところなのでしょう。
それだけのカモが毎日食べても、シジミなどがいなくならないのはスゴイことだと思いました。
千波湖では、みなさんが造成している湿地帯(ビオトープ)にカモたちが集まっているそうですね。
みなさんの活動が水鳥が住みやすい場所を造っているのですね。すばらしいです!
これからも、水鳥が住みやすい場所を作る活動を続けて、その成果を教えてくださいね。
楽しみに待ってます!
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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