活動レポート

活動レポート

キクイモ掘りと明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年12月21日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

9人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川中流の河川敷で、40分間外来種のキクイモ掘りをしました。大きなイモや小さなイモがたくさん出てきました。それと一緒に、ムカデやドウガネブイブイの幼虫やハナムグリの幼虫やナナホシテントウの成虫や冬眠中の丸くなったカナヘビも出てきたので、最後に埋め戻す時に元の場所に戻しました。この場所でも、タコノアシが増えてきているので、小さなイモも残さないように持ち帰りました。キクイモチップスにして試食します。その後は、明石川に入って40分間調査をしました。オイカワの幼魚~成魚186匹、ミナミメダカの成魚6匹、ギギの幼魚3匹、カマツカの幼魚2匹、ミナミヌマエビ250匹、ヒラテテナガエビ1匹、ギンヤンマの幼虫1匹、シオカラトンボの幼虫1匹、ガガンボの幼虫1匹がとれました。ヒラテテナガエビは、学校の水そうで飼うために持ち帰り、他はリリースしました。

参加者のようす

みんな楽しそうに、キクイモ掘りや調査ができていました。河川敷のキクイモが生えている場所にたどりつくまで、枯れ草やノイバラがしげっていて、道がなくて探検しているみたいでした。でも、キクイモが生えている場所には、キクイモの他にはクズやノビルしか草が生えていなくて、広くて作業がしやすかったです。調査の時には、実をつけたたくさんのタコノアシの自生株を河原で見つけていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

私もオイカワの幼魚がたくさんとれて、思っていた以上にたくさん増えていて、おどろきました。そして、環境省や兵庫県や神戸市の絶滅危惧種のミナミメダカやギギやヒラテテナガエビやタコノアシをとれたり見つけられたので、うれしかったです。

その他

報告担当:IM(小6)

玉一アクアリウムのみんさん、報告をありがとう。
冬の河川じきでがんばっている生き物の観察を楽しんでいる様子が伝わってきます。寒い季節には、川の生物調査はとてもつらいのではないかと心配ですが、みなさんは、寒さや水の冷たさの中でもだいじょうぶなのですね。くれぐれも体調をくずさないようにしましょう。
いろいろな目線で、さまざまな環境の中でもそれなりに生きている生き物たちを知って、そのたくましさにおどろいたり感動したりと、本当に楽しく活動ができるのは、何よりもすばらしいと思います。 なによりも、明石川には水生生物、淡水魚、絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)がふえているのは、水質が改ぜんされて守られてきたためかもしれないと思えることがうれしいですね。
次は、キクイモの味と感想を聞かせてください。楽しみにしています。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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