

玉一アクアリウム (兵庫県)
明石川中流にある明石川用水路で貝類の調査をした後、支流の福知川で調査をしました。明石川用水路で1時間調査をして、オイカワの幼魚約65匹、カマツカの幼魚1匹、カワリヌマエビ属の未成体~成体約30匹、モクズガニの幼体3匹、シオカラトンボの幼虫7匹、アオモンイトトンボの幼虫2匹、イシガイの幼貝~成貝221匹、マシジミの幼貝~成貝238匹が捕れました。今回はタイワンシジミも大量(約840匹)に捕れました。捕れた貝は1匹ずつガードレールの影に並べて水をかけながら弱らないように数を数えました。
死んでいるけれど殻が閉まっている貝やマシジミとタイワンシジミの違いなど分類の難しさや生死の判別の難しさもあって、匹数を数えるだけでも忍耐力がいります。結果は猛暑と少雨の影響なのか、昨年の同じ時期の調査よりもイシガイもマシジミも数を減らしていましたが、幼貝が思っていたよりも多かったので良かったです。高温や環境の変化に強いタイワンシジミが増えていました。いつもより水底に泥が溜まっていたので貝を掘るときに泥を水流に流して砂利を綺麗にすることができました。
貝を数え終わった後に更に福知川で調査をしたいという小学生の子供達が多くて「体力すごいな…」と思いました。明石川支流の草の多い福知川では楽しそうに草をかき分けて調査をしていました。福知川ではドンコやヌマムツがよく捕れるので、みんな楽しみに捕っていました。30分で、ヌマムツの幼魚~成魚約25匹、ドンコの幼魚~成魚7匹、シマヒレヨシノボリの成魚1匹、アカミミガメの成体1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約50匹、シオカラトンボの幼虫1匹、アオモンイトトンボの幼虫1匹が捕れ、アカミミガメはナーセリーの畑の肥料に持ち帰りました。
報告担当:NR(高1サポーター)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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