活動レポート

活動レポート

櫨谷川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2025年03月15日

実施場所:

神戸市 明石川支川櫨谷川

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

櫨谷川で1時間調査をして、オイカワの幼魚2匹、ミナミメダカの成魚1匹、カワリヌマエビ属の未成体~成体約30匹、アメリカザリガニの幼体1匹、ヨコエビ科の未成体~成体8匹、ミズムシ科(甲殻類)の未成体~成体5匹、コオイムシの成虫1匹、シオカラトンボの幼虫5匹、キイロサナエの幼虫1匹、ユスリカ科の幼虫約10匹、コガタシマトビケラの幼虫1匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫5匹がとれました。

参加者のようす

外来種のアメリカザリガニは、学校で飼っている魚のえさに持って帰りました。まあまあヘドロが多くて魚は少なかったけれど、エビの仲間や水生昆虫はけっこういて、準絶滅危惧のコオイムシやキイロサナエもいました。ヘドロが多かったのは多分雨が少なかったからだと言っていて、調査で川の中を歩いてヘドロを洗い流せたので良かったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

昨日は暖かかったのに今日はとても寒くて、みんな手がかじかみながら頑張っていました。アクアリウムに入ったメンバーも川底の石の裏にいる小さな水生昆虫を筆でパレットに移す作業を頑張っていました。久しぶりに調査に参加して、なかなか生き物をとれなくて大変だったけれど楽しかったです。

その他

報告担当:WH(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、活動報告をありがとうございます。
寒さとヘドロが多い中での調査は大変でしたね。
おつかれ様でした。いつものみなさんの報告と比べると、魚やエビの数が一桁違うのは、
「ヘドロが多かったからで、それは多分雨が少なかったからだと言っていた」のは誰からの仮説でしょうか。
そして、その根拠は何でしょうか。
調査研究に基づく考察は根拠が大切で、憶測は避けなければなりません。
櫨谷川での同時期・同地点のデータを比較することで、一つの仮説をもつことができます。
明石川の各地点や明石川支流の水生生物調査について、目的を明確にしつつ、
比較検討できるデータの収集と考察をお願いしたいと思います。
では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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