活動レポート

活動レポート

トライやる明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年11月14日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川中流で調査をしました。2時間で、オイカワの幼魚~成魚約900匹、カマツカの幼魚5匹、ミナミメダカの成魚5匹、ヌマムツの幼魚2匹、ミナミヌマエビ約3000匹、ヒラテテナガエビ41匹、スジエビ2匹、モクズガニ7匹、シオカラトンボの幼虫3匹、ガガンボの幼虫1匹がとれました。すべてリリースしました。明石川で外来種がとれないことに驚きました。

参加者のようす

今日は、メンバー全員で協力して、つかまえました。大きなオイカワや神戸市絶滅危惧Aランクのヒラテテナガエビがとれたときには、みんな興奮していました。川の水は冷たかったけど、みんな頑張りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

めずらしい種類や絶滅危惧種もとれてよかったです。次の調査にも行きたいと思いました。

その他

報告担当:トライやる中学生(中2)
*「トライやる」とは、地域に学ぶ中学生・体験活動のことです。

玉一アクアリウムのみんなへ、報告担当の「トライやる中学生さん」へ
11月も中旬になり、水温も冷たくなってきたようですね。
さて、報告レポートに書かれていた生きものの種類や数量を集計してみました。
明石川中流:10種、3966匹
田中川用水路:7種、293匹
両方で採取されたもの:ミナミメダカの成魚、ミナミヌマエビ、ガガンボの幼虫の3種
明石川だけで採取されたもの:オイカワの幼魚~成魚、カマツカの幼魚、ヌマムツの幼魚、ヒラテテナガエビ、スジエビ、モズクガニ、シオカラトンボの幼虫の7種
田中川だけで採取されたもの:グッピーの成魚、テナガエビ、アメリカザリガニ、ギンヤンマの幼虫、の4種
活動レポートに添付されていた写真でも、2つの川の岸の様子や水量が大きく違うことがわかりますが、採取できた生きものの種類と数量の違いは、それらを明確に表していますね。
インターネットで調べてみたら、明石川に注ぎ込む田中川の周囲は住宅街ですね。グッピーは、水そうで飼っていたものを、だれかが放してしまって繁殖したのでしょうね。グッピーに限らず、ペットを飼う場合には、責任をもって飼わないといけないですね。
地域の人に、むやみにペットを川に放さないよう、また責任をもって飼ってもらえるようにするにはどうすればいいと思いますか?ぜひみんなで考えてみてください。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

157 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧