活動レポート

活動レポート

クルミ拾いとアユの親魚の放流

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年11月04日

実施場所:

姫路市 揖保川下流

参加メンバー&サポーター数:

12人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

揖保川下流の河川敷で、自然に生えているクルミの実を拾いました。クルミの木の下にたくさん実が落ちていたので、実を手や足でつぶして中の種を持って帰りました。このクルミは、洗って乾かしてみんなで割って中身をとり出して、クルミのおかしを作ります。そのあと、この場所のすぐ近くにアユの産卵場があるので、揖保川漁協の方々といっしょにアユのオスとメスの親魚の放流をしました。

参加者のようす

メンバーたちは、漁協の方々にあいさつとか、漁協のトラックからバケツに水を入れてもらうときとか、アユの親魚を入れてもらうときに、1人ずつちゃんとお礼が言えていました。アユの親魚のオスは、やせていて黒っぽくてザラザラしていて、メスは卵をいっぱい持っていて、おなかがとてもふくらんでいてヌルヌルしているので、メンバーたちは、バケツの中の親魚をオスかメスか確かめていました。漁協の方々に言われたとおり、ていねいにやさしく放流していました。

感想・気づいたこと・考えたこと

放流したアユの親魚たちは、揖保川でちゃんと卵を産んで、アユの赤ちゃんが元気に育ってほしいです。

その他

報告担当:SY(小4)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。秋を感じられるすてきなレポートをありがとう。
漁協の方々へのあいさつがよくできていること、低学年のメンバーやなれていないメンバーへの手助けをしていることなどから、みなさんがいっしょうけんめい活動に取り組んでいることがよくわかりました。
今回はアユの放流、採卵、人工受精など、アユの産卵にかかわるきちょうな体験ができましたね。産卵が近づく秋にはメスは卵をたくさん持っているので、オスと区別するのがかんたんなのですね。ちなみにほかの季節でも(卵以外の方法で)オスとメスのちがいを確かめることはできるのかな?
精子とまぜ合わせた卵は物にあたると、すぐにくっつくのですね。どのような仕組みなのでしょう。ふしぎですね。また今回は着卵材(ちゃくらんざい)に卵を着卵させましたが、自然の川のなかでは受精卵はどのような場所に着卵するのかな。みなさんはどう思いますか?
着卵材についている受精卵はとてもきれいですね。ふ化に向けて、日に日に卵の様子が変わっていくのでしょう。私たち人間とちがって、お父さんやお母さんがお世話をしなくても、自分たちだけで卵から魚になることができるとはすごいことですよね。
クルミでおかしを作ったら、その様子もぜひ教えてください。アユの成長のレポートも楽しみにしています。これからの活動も応援していますよ。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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