活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年09月16日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川と明石川の堰の上と下をつないでいる迂回型魚道の調査をしました。40分間で、オイカワの幼魚1010匹、カマツカの幼魚9匹、ミナミメダカの成魚3匹、ドジョウの幼魚1匹、ウシガエルの幼体1匹、ミナミヌマエビ約500匹、テナガエビ1匹、アメリカザリガニ1匹、シオカラトンボの幼虫3匹、イトトンボの幼虫2匹がとれました。ウシガエルは駆除をして肥料にするために持って帰り、アメリカザリガニは学校で飼っているニホンウナギのえさに持って帰り、ほかはぜんぶリリースしました。堰の上にも下にも魚道にも、オイカワの生まれたばかりの幼魚から婚姻色の成魚まで、とてもたくさんのオイカワの群れが泳いでいました。

参加者のようす

オイカワの成魚がたくさんいたけど泳ぎがとてもはやくてとれなくて、幼魚はそれ以上にとてもたくさんいて、泳ぎもおそかったので、たくさんとれました。堰の上はダムみたいになっていて、深くて流れの弱いところには、びっくりするほどたくさんのオイカワの幼魚の群れがいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

みんなは、砂にいるカマツカをタモあみで上手にとっていたけど、ぼくはとれなかったので、今度はとれるようにがんばりたいです。

その他

報告担当:HR(小4)

玉一アクアリウムのみなさん、活動報告をありがとうございます。
40分間・メンバー2人の調査でしたが、多くの水生生物の確認ができましたね。オイカワの幼魚が1000匹以上というのはすごい数です。それを数えるのは「にんたい」が必要ですが、よくがんばりました。
ただ、川のはばにくらべて調査した人の数が少ないので、本当の生き物の数の実たいを調べるわけにはいきません。どんな生き物がいたのかという調査の一つにはなりますが、どれだけいたかという数についてはすべてをつかまえられたわけではありませんので、残念ながらあまり大きな意味をもちません。こんなにみんなでがんばっているのですから、せっかくなら調査には、はっきりとした目的やねらいをもたせるとよいでしょう。メンバーみんなで話し合ってみてください。
では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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