活動レポート

活動レポート

田中川用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年07月07日

実施場所:

神戸市 フルーツフラワーナーセリー 明石川支川田中川用水路

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

活動内容

ナーセリーで、アクアリウムが4月に明石川のダムの水を抜いた時に駆除をした外来種のコイの成魚をトマト1株につき丸ごと1匹ずつ肥料にして育てたトマトが完熟したので、みんなで試食しました。いつも食べているトマトよりとても甘くて、皮もうすくておいしかったです。これからも駆除をした外来種の命をむだにせず大切にしたいです。田中川用水路は、場所を移動しながら1時間30分調査をして、ミナミメダカの幼魚~成魚34匹、ヌマムツの幼魚7匹、モツゴの幼魚3匹、タモロコの幼魚2匹、カワヨシノボリの若魚2匹、ドジョウの成魚1匹、ミナミヌマエビ200匹、アメリカザリガニ8匹、モクズガニ4匹がとれました。アメリカザリガニは大きいのは肥料に、小さいのは学校で飼っているオオクチバスとブルーギルとニホンウナギのえさに持って帰りました。

参加者のようす

SYさんは、用水路のすみや草のしげっているところにあみを入れて、じょうずにとっていました。私も草のしげみの近くにいたミナミメダカの群れをあみでとることができました。

感想・気づいたこと・考えたこと

夏は、生まれたばかりの幼魚がたくさんいました。コンクリートで囲まれて、底にはどろがたまっていて、あまりきれいに見えない用水路にも、いろんな魚がすんでいて、幼魚が生まれてふえています。これからも見守っていきたいです。

その他

報告担当:TK(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは!
コイの肥料で育ったトマト、食べてみたいですね。むかしは田畑の肥料として魚を使っていた時代がありました。魚は大量に取れるイワシやニシンを使いました。魚をむして魚油を取ったしぼりかすの魚を粉末(ふんまつ)にしたものです。江戸時代から大正のころまで使用されていましたが、その後魚がとれなくなり現代の化学肥料の時代になりました。
みなさんの方法は正しかったのですね。ちなみにみなさんは魚をどんな風に肥料にしてるのかな?
自然はいろいろなものが様々なつながりを持ってできています。それを「じゅんかん」といいます。
また報告してくださいね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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