活動レポート

活動レポート

神戸市アカミミガメ協働防除2日目と櫨谷川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年05月25日

実施場所:

神戸市 明石川支川櫨谷川

参加メンバー&サポーター数:

20人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

カメの専門家の先生が来てくださって、日本に住んでいるカメの講習を受けたあと昨日メンバーが設置した3つのしかけを引き上げると、全部でクサガメ5匹、アカミミガメ2匹、ニホンイシガメ1匹、モクズガニ1匹、テナガエビ1匹が入っていました。新しい餌を入れ直して、また元の場所に設置しました。今日は時間がなくて、メンバーがしかけの合間に数分間調査をして、オオクチバスの幼魚6匹、ハグロトンボの幼虫7匹、サナエトンボの幼虫1匹をとりました。しかけに入っていたアカミミガメ2匹とサポーターの方がつかまえたアカミミガメ2匹は神戸市環境都市課の方が駆除のために持ち帰ってくださり、オオクチバスはアクアリウムが食用に駆除をして持ち帰りました。

参加者のようす

日本に住んでいるカメの説明を聞きました。メンバーは積極的に質問しカメについて学びました。クサガメが外来種であることを知り、驚いているメンバーもいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

午前中の活動でしたがとても暑かったです。最近は川を見ると、カメが冬眠からさめ、頭を水面から出している様子をよく見かけますが、ほとんどがアカミミガメです。今日のしかけには、アカミミガメの他にイシガメも入っていてとても嬉しかったです。

その他

報告担当:KK(中1)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちわ。
第2日目の今日はカメの専門家の先生から、日本に住んでいるカメの説明を聞いたのですね。いろいろ知らなかったお話が聞けて良かったね。川で水面から頭を出しているのを見かけるのはがほとんどアカミミガメなんだね。在来種だと思っていたクサガメも中国大陸から昔持ち込まれたなんて知らなかったよね。
昨日設置した3つのしかけにはたくさんの生き物が入っていたんだね。すごい!しかけがうまく設置できるように5月初めに練習した成果があったね。アカミミガメやほかの在来種のイシガメがいるのも確認できていろんな発見につながりました。

しかけの合間の数分間の調査でも、オオクチバスの幼魚6匹、ハグロトンボの幼虫7匹、サナエトンボの幼虫1匹がとれたのですね。とても暑い中での活動だったと思いますが、よくちょっとの時間もムダにしないのもすごいと思うよ。

新しいえさを入れたしかけにも、たくさんかかるといいね。また明日引き上げるのが楽しみだ!がんばろう 玉一アクアリウム‼
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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