活動レポート

活動レポート

伊川~明石川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年05月18日

実施場所:

神戸市 明石川支川伊川~明石市 明石川下流

参加メンバー&サポーター数:

12人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川支川の伊川から明石川下流まで調査をしました。1時間30分で、コイの幼魚120匹、ボラの幼魚24匹、ニホンウナギの幼魚~成魚15匹、ミナミメダカの成魚3匹、アカミミガメの成体5匹、ウシガエルの幼生~幼体3匹、ミナミヌマエビ90匹、スジエビ12匹、テナガエビ2匹、モクズガニ14匹、ハグロトンボの幼虫7匹、カゲロウの幼虫2匹がとれました。アカミミガメとウシガエルは、駆除をして持ち帰りました。

参加者のようす

今回の調査では、こどもエコクラブのウェブサイトを見てくれた明石市に住んでいる人達(2家族)も参加して、アクアリウムのメンバーは、初対面の子にも優しく接していました。調査では、大きなニホンウナギの成魚がとれたときは、メンバー全員が興味津々で「蒲焼きにしたらおいしそう」などといって楽しんでいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

今回の調査では、ウナギなどの絶滅危惧種がたくさんとれたけど、下流調査のときに毎回とれているハゼ類が1匹もとれなかったから心配になりました。また、今回の調査でアカミミガメやウシガエルなどといった外来種がたくさんとれたから駆除できてよかったです。これからも地道な活動を続けていきたいです。

その他

報告担当:NA(中3)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは!
絶滅危惧種のウナギがたくさん取れたなんてすごいですね。
岐阜県の長良川の支流には、昔からウナギを神様のお使いとして大事にしている地域があります。その地域の川にはウナギがたくさんいます。だれもとったり食べたりしません。
川の流れや水のきれいさによってすむ魚がちがいますが。今回の調査でコイの幼魚がたくさんいたのが心配ですね。コイは大きくなると意外と他の魚の稚魚や小魚を食べるのです。コイが増えるとエビや小魚がへる危険性があります。日本産のコイでなく外来のコイも増えてきています。
みなさんの力で在来種を守っていけるようまた報告してくださいね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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