活動レポート

活動レポート

「川に行こうよ♪」アユの放流1

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年05月11日

実施場所:

たつの市 揖保川漁協鮎種苗センター、神戸市 フルーツフラワーナーセリー 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

21人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

アユ班と準備班の2つの班に分かれました。アユ班は揖保川漁協の鮎種苗センターに放流用のアユの幼魚を受け取りに行き、準備班はナーセリーで明石川産の種から育てた神戸市絶滅危惧種のタコノアシの苗を掘って、タコノアシの苗と放流用のバケツを持って明石川に行きました。アユの放流の前に調査をして、明石川の河原にタコノアシを植えつけました。

参加者のようす

調査は40分間で、オイカワの幼魚50匹、ギギの幼魚~若魚5匹、コイの幼魚1匹、ミナミメダカの成魚1匹、アカミミガメの幼体と成体2匹、ミナミヌマエビ30匹、スジエビ5匹、アメリカザリガニ1匹、ハグロトンボの幼虫14匹、シオカラトンボの幼虫3匹、ギンヤンマの幼虫1匹、ガガンボの幼虫3匹がとれました。外来種のアカミミガメとアメリカザリガニは駆除をするために持ち帰りました。ギギを初めて見た小学生は、とてもよろこんでいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

アユを放流するためにみんなでバケツの中をヨモギの葉っぱで洗いました。少ししてからアユ班がアユの幼魚500匹を運んで来てくれたので、私や他の中学生で取りに行きました。アユを放流する時になると、小学生たちがとてもニコニコしながらアユをバケツに入れるのを待っているのが、とても可愛かったです。放流が終わって堤防の上から川を見ると、アユが群れになって上流に登っていて、みんなで見ました。中学生になって活動にほとんど行けなかったけど、年下の子や魚を見ると、また来たいなと思いました。

その他

報告担当:NN(中2)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。報告をありがとう。
明石川は生態系が豊かでうらやましいです。オイカワもギギもみなさんからの報告で名前を知り、写真を見ましたよ。
夏になって、放流したアユが大きくなってもどってくるのも楽しみですね。その時はみなさんでアユ釣りをするのでしょうか?それもまた楽しみですね。
もともと川にはいないはずのアカミミガメやアメリカザリガニ、近ごろは当たり前のように見かけることが多くなりました。「見つけたら駆除(くじょ)する」行動を続けることで、そこにあった従来の生態系がもどってくると思います。皆で続けていきましょう。
NNさん、中学生になって活動に参加することが減っていたようですが、できる範囲でこれからもぜひ続けて参加してください。小学生をサポートすることで自分も成長することが必ずあると思いますよ。
またの報告を待っています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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