活動レポート

活動レポート

明石川中流調査としかけの設置の練習

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年05月03日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

調査のあとで、しかけのカゴの設置の練習をしました。しかけのえさには、アクアリウムが前に駆除をしたブルーギルの冷凍を使って、においが出るように、おなかのところをはさみで切りました。そして川の中の草のしげみがあるところに4つ設置しました。これから協働防除活動や学校の川探検で、しかけのカゴをしかけることがふえるので、その練習です。調査は40分で、オイカワの幼魚150匹、カマツカの幼魚~若魚9匹、チュウガタスジシマドジョウの幼魚~若魚6匹、ドジョウの成魚1匹、ゲンゴロウブナの老成魚1匹、モツゴの幼魚1匹、ミナミヌマエビ110匹、スジエビ12匹、ハグロトンボの幼虫16匹、イトトンボの幼虫2匹、サナエトンボの幼虫1匹がとれました。ぜんぶリリースしました。

参加者のようす

えさのブルーギルの冷凍をしかけのカゴの下のほうに置くと、えものがしかけに入らずに、しかけの下にもぐりこんでえさだけを食べていくので、えさのブルーギルの冷凍は、しかけのカゴの中の上につるすように設置したらいいと、くわしく教えてもらいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

しかけのどこからえものが入るのかや、においでえものをしかけにおびきよせることがわかりました。

その他

報告担当:TR(小4)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
みんなはいつもの明石川中流調査のあとに、しかけのカゴをしかける練習をしたのですね。
えものがえさのにおいにおびきよせられて、しかけにどこから入ってくるのか、そのためにはエサをどこにおくのがよいかなど教わったのですね。しかけの構造(こうぞう)やエサのおき方やにおいを出やすくする方法など、コツがあることが覚られてよかったね。
しかけのエサには、アクアリウムが前にくじょをしたブルーギルの冷凍を使ったのもすごいね。これでふだんの調査でくじょした外来種の命もむだにはならなかったね。
これから外来種の協働(きょうどう)防除(ぼうじょ)活動や学校行事の川探検で、しかけのカゴをしかけることがふえると思いますが、もう大丈夫、本番もきっとうまくいくよ。
正確でわかりやすい報告をしてくれたTR(小4)さんありがとう。
また報告してね。楽しみに待ってます
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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