活動レポート

活動レポート

お花見と明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年04月13日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

10人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川のさくらが満開になったので、調査の後でお花見をしました。調査は1時間30分で、オイカワの幼魚28匹、カマツカの幼魚~若魚12匹、チュウガタスジシマドジョウの幼魚2匹、モツゴの若魚2匹、ミナミメダカの成魚1匹、ドジョウの成魚1匹、ヌマムツの幼魚1匹、カワヨシノボリの成魚1匹、アカミミガメの幼体1匹、ミナミヌマエビ60匹、スジエビ17匹、テナガエビ2匹、アメリカザリガニ2匹、モクズガニ2匹、サナエトンボの幼虫8匹、ハグロトンボの幼虫3匹、シオカラトンボの幼虫2匹、コシボソヤンマの幼虫1匹がとれました。アカミミガメとアメリカザリガニは、駆除のために持って帰り、たまごを持っていないスジエビとテナガエビは、からあげにして試食し、たまごを持っていたスジエビと、他は全部リリースしました。

参加者のようす

この前とったコイの切り身を使って、河原で調理をしたコイのフライのサンドイッチも、今日とったスジエビとテナガエビのからあげも、みんなおいしそうに食べていました。コイのフライのサンドイッチは、生のイタドリのくきのみじん切りを入れた特製タルタルソースを作りました。調査のあとは、えんていのさくらの下で、みんなが持ってきたおかしを分け合って、お花見をしました。この場所は、あまり知られていなくて、お花見のときもぼくたちアクアリウムだけだったので、さくらがとてもきれいで気持ちがよかったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

ぼくは、スジエビを「おいしいよ」と聞いていて、おいしいことだけは知っていたけど、食べたことがなかったので食べてサクッとして、おいしかったです。お花見の時もさくらがきれいで楽しかったです。

その他

報告担当:KJ(小4)

玉一アクアリウムのみなさん、報告をありがとう。
さくらのさくころになると、川にはたまごからかえって間もない幼魚(ようぎょ)や大きくなりきっていない若魚(わかうお)、水生こん虫などがこんなにどっとふえるのですね。
まえの活動でつって自分たちで切り身にしたコイや、スジエビのおいしさまで伝わってきます。
こどもエコクラブの活動は、まずは楽しみながら自然や環境を感じて知ること、そしてそれらをおもしろいな!と思うことが大切ですから、みなさんの活動はすばらしいと思います。
みなさんはこれまで長く川の調査を続けてきているので、川の中の生き物の種類やそのようすが季節ごとでちがうなど、気がついたこともいろいろあると思います。魚などの生き物の種類と、季節とか水温や、藻(も)や川のにごりなどとの関わりがわかったらおもしろいですよね。ぜひ整理してみてください。
つかまえたアカミミガメとアメリカザリガニは玉一小の水そうで飼育するのでしょうか。きれいな水そうの中での様子も報告してほしいです。
これからも楽しい活動をつづけてくださいね。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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