活動レポート

活動レポート

高知県1泊研修5 四万十川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2018年09月16日

実施場所:

高知県四万十市 四万十川下流

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

屋形船に乗ったあとは、近くの沈下橋の下で四万十川調査をしました。50分間でオイカワの幼魚56匹、ゴクラクハゼの幼魚~若魚42匹、カワムツの幼魚3匹、ウグイの幼魚3匹、マハゼの若魚2匹、ヌマチチブの成魚1匹、カマツカの幼魚1匹、テナガエビ40匹、サナエトンボの幼虫3匹がとれ、ぜんぶリリースしました。まわりは山に囲まれて自然ばかりで、本当に下流かな?と思ったけど、とれた魚の種類を見たら、やっぱり下流でした。ライフジャケットを着て泳いだ後、帰りに沈下橋を車で渡ったら、とてもスリルがありました。沈下橋は増水した時に川の底に沈む橋で、流されないように橋をささえる柱が短くて手すりもありません。

参加者のようす

「ゴクラクハゼがたくさんとれる。」「テナガエビがたくさんいる」と言ってうれしそうでした。調査のあと少し泳ぐ体験もできました。

感想・気づいたこと・考えたこと

魚はたくさんいるのに、川が大きいのと天気がよすぎてとることがむずかしかったです。とれたのは,ほんの一部です。

その他

報告担当 KM(小6)

(高知県1泊研修4 のレポートのつづき)
1泊研修の最後の報告は、沈下橋の下での生き物調査でした。
明石川とくらべて、どうちがうかが体験を通して気づくことができたと思います。自然が豊だということは、多くの生き物をはぐくむことができることだと、体感できたことでしょう。いい経験をした1泊研修でした。
最後に、ひとつだけお願いがあります。
みんながいつも観察している明石川と四万十川をくらべると、四万十川の方が自然が豊かな川であることに気づいたと思います。そこで、四万十川はいいところで、明石川は悪いところだと考えないでほしいのです。
自然の豊かさのちがいは、地形だったり人の多さだったり、いろいろな理由や原因があります。ですから、場所がちがうとおのずと川の性質がちがってくるのです。
みんなが接している明石川も、たくさんの生き物がすむすばらしい川です。そこに生活しているみんなが川を愛することで、川自身もすがたを変えるはずです。
今回の経験を元に、さらに明石川をどうしたらよいか考えていってください。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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