再春館一本の木キッズクラブ (熊本県)
熊本市の生物多様性戦略の重要拠点である江津湖の四季の生きものを観察。6班編成で活動し、班で選んだ1本の木の四季の変化の記録と木の周りの生きものの観察、春と冬は野鳥観察、夏と秋は水辺の生きものの観察を行います。
夏の観察会では班で選んだ一本の木の観察と周りの生きものの観察を行い、水辺の生きものの観察を行いました。午後からは教室で観察した生きものをまとめて、指導員の先生に説明をうけました。
一本の木の周りはエノキの実やイヌビワの実があり、セミの抜け殻がたくさんありました。クマゼミやアブラゼミ、アオモンイトトンボやオニヤンマ、ギンヤンマが観察できました。
この日の熊本市の気温は36℃、水の中の水温は21℃と冷たくて子供たちは夢中で観察していました。水辺ではオタマジャクシ、メダカ、タカハヤの稚魚、アメンボ、アメリカザリガニ、サワガニ、ティラピア、ヤゴ、ヌマエビ、スジエビなどが観察できました。観察後、捕まえた生きものはもとの場所にもどしました。
・アメンボのおんぶがおもしろかった。アメンボに羽があると初めて知った!
・トンボのメスでオスの模様になるやつがいるとはじめて知った。
・かんさつしていたらザリガニがティラピアを食べていた。
・エノキの実が甘かった。
今年の夏は猛暑続きで熱中症が心配されましたが、水分補給や塩飴でみんな元気に観察できました。
トンボに詳しいクラブ員がいて大人顔負けのトンボ博士でした。
子供たちは生きものを見つけたり捕まえたりするのが素早いと思う指導員一同です。
再春館一本の木キッズクラブ(熊本県)
再春館一本の木キッズクラブ(熊本県)
再春館一本の木キッズクラブ(熊本県)
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