活動レポート

活動レポート

再春館一本の木キッズクラブ「夏の江津湖生きもの観察会」

再春館一本の木キッズクラブ (熊本県)

活動日:

2018年08月05日

実施場所:

熊本県熊本市

参加メンバー&サポーター数:

48人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

熊本市の生物多様性戦略の重要拠点である江津湖の四季の生きものを観察。6班編成で活動し、班で選んだ1本の木の四季の変化の記録と木の周りの生きものの観察、春と冬は野鳥観察、夏と秋は水辺の生きものの観察を行います。
夏の観察会では班で選んだ一本の木の観察と周りの生きものの観察を行い、水辺の生きものの観察を行いました。午後からは教室で観察した生きものをまとめて、指導員の先生に説明をうけました。

参加者のようす

一本の木の周りはエノキの実やイヌビワの実があり、セミの抜け殻がたくさんありました。クマゼミやアブラゼミ、アオモンイトトンボやオニヤンマ、ギンヤンマが観察できました。
この日の熊本市の気温は36℃、水の中の水温は21℃と冷たくて子供たちは夢中で観察していました。水辺ではオタマジャクシ、メダカ、タカハヤの稚魚、アメンボ、アメリカザリガニ、サワガニ、ティラピア、ヤゴ、ヌマエビ、スジエビなどが観察できました。観察後、捕まえた生きものはもとの場所にもどしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

・アメンボのおんぶがおもしろかった。アメンボに羽があると初めて知った!
・トンボのメスでオスの模様になるやつがいるとはじめて知った。
・かんさつしていたらザリガニがティラピアを食べていた。
・エノキの実が甘かった。

その他

今年の夏は猛暑続きで熱中症が心配されましたが、水分補給や塩飴でみんな元気に観察できました。
トンボに詳しいクラブ員がいて大人顔負けのトンボ博士でした。
子供たちは生きものを見つけたり捕まえたりするのが素早いと思う指導員一同です。

再春館一本の木キッズクラブのみんな、「夏の江津湖生きもの観察会」の報告をありがとう!
1本の木を決めて、季節ごとに観察するこころみ、とてもステキですね。自分の木と思えば、親しみもわくし、観察するのも一生けんめいになります。
今回は、夏の観察会でしたから、夏に登場するセミのぬけがらがたくさん見られましたね。春とは木の葉はちがってこい緑色になり、まわりの様子も夏ならではのひざしや自然の強さを感じるけしきになっていたことと思います。
水辺の観察では、こん虫や魚などを観察しました。生きものがどんな生活をしているのか、どんなすがたをしているのか。あらためて発見がありました。
アメンボにはねがあることも気づきましたね。もっとよく観察すると、同じアメンボでもはねがあるアメンボと、はねがないアメンボがいます。そこにくらしているアメンボの数に関係しているようですから、観察を続けてみてください。それから、もともといる「在来種」と外からきた「外来種」の区別をしたりすることも一つの観察の方法です。次回は、ちょっと気にしてみましょう。
秋の観察が楽しみですね。報告を待っています。
エコまる
再春館一本の木キッズクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

999 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名再春館一本の木キッズクラブ
  • 所在地熊本県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

平成29年度に熊本の豊かな自然の中で生きものにふれあい、自然の大切さを学習する「再春館一本の木キッズクラブ」を設立しました。
小学生を対象にした40名のクラブ員と子ども達の補助をしてくれる中学生、高校生、大学生のボランティアと一緒に活動を行っています。
2023年度の活動は、熊本市にある立田山の四季の観察や江津湖の生きもの観察を行います。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧