活動レポート

活動レポート

平野大池用水路と明石川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2018年07月01日

実施場所:

神戸市 平野大池用水路 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

平野大池用水路で場所を移動しながら1時間30分調査をしました。オイカワの幼魚~成魚45匹、タモロコの幼魚~成魚12匹、タイリクバラタナゴの幼魚~成魚10匹、ミナミメダカの幼魚~成魚9匹、ゲンゴロウブナの若魚1匹、ナマズの幼魚1匹、ヌマガエルのオタマジャクシ8匹、ミナミヌマエビ400匹、スジエビ35匹、アメリカザリガニ12匹、テナガエビ1匹、ホウネンエビ7匹、ヒメガムシの幼虫~成虫8匹、ハグロトンボの幼虫6匹、ハイイロゲンゴロウの成虫1匹がとれました。帰りに明石川中流の魚道でも調査をして、オイカワの幼魚多数を見つけ、オオクチバスの幼魚1匹をとりました。タイリクバラタナゴ、ゲンゴロウブナ、アメリカザリガニ、オオクチバスは駆除のために飼育用やエサ用に持って帰り(オオクチバスは駆除をして食用)、在来種もメンバー数人が飼育用の数匹ずつ持って帰り、ほかはリリースしました。明石川中流の魚道の土手には、神戸市絶滅危惧種のタコノアシがたくさん生えているのを確認できました。

参加者のようす

調査でつかまえたホウネンエビをメンバーで観察して体のまわりの固いからがなかったりせなかを底にむけて泳いでいることに興味をもっていました。タイリクバラタナゴの婚姻色を見てメンバーは「きれい」といっていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

平野大池の用水路で場所をすこしずつ上の方に移動していくととれる魚や大きさやとれる量が違っていたから水の流れや環境でとれる魚などが変わってくることが分かりました。明石川中流の魚道の土手にたくさんのタコノアシの苗が生えていたのでよかったです。

その他

報告担当 NA(中2)

玉一アクアリウムのみなさん、活動レポートをありがとうございます。
7月の大雨のとき、西日本ではひどい雨が降り、たくさんの被害が出ました。みなさんの近くの川は洪水(こうずい)になったりしなかったでしょうか。心配していました。それから、今年の夏は、とても暑いですね。川の中の調査は気持ちがよさそうですが、くれぐれも熱中症には気をつけてくださいね。安全と健康を第一に!
レポートを読みました。しっかり記録してありますから読みごたえがありますね。このような調査を長年にわたって記録として残しているから価値があるのだと思いました。これからも、楽しく調査を続けて身近な自然環境の変化をしっかりと記録してくださいね。
また、活動レポートを送ってくださいね。楽しみに待ってます。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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