活動レポート

活動レポート

揖保川研修1 あゆ赤ちゃんセンター見学と揖保川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2018年06月09日

実施場所:

たつの市 あゆ赤ちゃんセンター、宍粟市 揖保川中流

参加メンバー&サポーター数:

20人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

たつの市にある揖保川漁協のあゆ赤ちゃんセンターを見学しました。本当は病気がうつったらいけないので関係者以外は立入禁止の場所だけど、アクアリウムのためにセンター長さんがセンターの中を説明しながら案内してくださいました。養殖池には幼魚から成魚まで何十万匹ものアユが大きさ別に分けられていて、生まれた日にちはあまり変わらないけど、成長していくかていで、早く大きくなるアユと、ゆっくり大きくなるアユに分かれるので、大きさごとに養殖池に入れて大きさをそろえているそうです。見学後は揖保川の中流で調査をしました。

参加者のようす

調査はみんなで協力して石を動かしたり、障害物を動かしました。30分間で、カワヨシノボリの幼魚~成魚8匹、タカハヤの成魚2匹、ムギツクのメスで卵を持っている成魚1匹、ミナミヌマエビ10匹、サワガニ8匹、サナエトンボの幼虫7匹、コシボソヤンマの幼虫4匹、コオニヤンマの幼虫2匹、コヤマトンボの幼虫1匹、ハグロトンボの幼虫1匹、コオイムシの成虫1匹がとれました。草のしげみをガサガサしていて、草のくきに1列に産みつけられていたオヤニラミの卵と、川底に産んでいたナマズの卵を発見し、観察ケースに入れて観察しました。水生生物も卵もぜんぶリリースしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

あゆ赤ちゃんセンターで、とても大きなアユもいて小さなアユもいてすごいなぁと思っていたけど、あとで「生まれた日にちそんなに変わっていない。」と知ってびっくりしました。

その他

報告担当:KM(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、報告をありがとう。
みなさんは、これまでいろいろな所でたくさんの環境学習の体験をしてきましたね。
今回みなさんがアユ養殖場で見たことや感じたことは、素晴らしい気づきだと思います。同じ日に同じ親から生まれてきても、まったく同じに育つとはかぎらないこと。なかなか見分けのつかない魚でも、体の大きさがそれぞれの個性なのですね。
生物のこと、小さな命を観察すると、おもしろいほどさまざまなことがわかります。
メンバーみなさんのそれぞれの成長も楽しみにしていますよ。夏休みにはたくさんの体験学習をして、楽しい報告を送ってくださいね。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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