活動レポート

活動レポート

神戸市と協働でアカミミガメの防除3日目

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2018年06月03日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

今日も神戸市の方といっしょに最後のアカミミガメ防除活動をしました。5つのしかけには全部で、アカミミガメ5匹、クサガメ15匹、ブル-ギルの幼魚3匹、ナマズの成魚1匹が入っていました。アカミミガメは神戸市の方が駆除をするために持って帰り、ブルーギルはアクアリウムが駆除をして持って帰り、他は全部リリースしました。しかけのあとで40分間調査をして、オオクチバスの幼魚6匹、オイカワの若魚~成魚4匹、ミナミメダカの成魚2匹、ミナミヌマエビ60匹、スジエビ14匹、テナガエビ1匹、コオイムシの幼虫~成虫7匹、ハグロトンボの幼虫2匹、ガガンボの幼虫2匹がとれました。

参加者のようす

オオクチバスとスジエビとテナガエビは河原でからあげにして食べました。卵をもったスジエビや、その他は全部リリースしました。2日間で合計24匹のアカミミガメを駆除できたのでよかったです。コオイムシは、せなかに卵をせおったオスもとれました。テナガエビは大きいのが1匹だったので、からあげを頭や身やしっぽやはさみや足に分けて、みんなでスナック感覚でおいしくいただきました。オオクチバスもスジエビもおいしかったです。スジエビとテナガエビは在来種だけど、このごろはたくさんとれるようになったので、いただきました。

感想・気づいたこと・考えたこと

外来種は少なくなってきましたが、上流から外来種の幼魚が流れてくるこの時期は、まだまだ多いです。カメに目的をしぼってしかけをしたら、まだこんなに多くのアカミミガメが残っていました。これからも外来種をへらして在来種がふえるように活動を続けていきたいです。

その他

報告担当 IT(中3)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは!
アカミミガメの駆除、お疲れさまです。たくさんいましたね。
アカミミガメは他の亀の仲間と同じで陸上で産卵します。ウミガメが砂浜で産卵するのと同じです。だから駆除するには4~7月の産卵期に川の近くの亀の産卵場所を見つけて卵を取ってしまうのが一番効率的です。一度に20個ぐらいの卵を産むのでそれを見つければ20匹の亀を駆除できる計算です。ぜひチャレンジしてみてください。
川から50m以内のやわらかな草地や地面に小さな穴があります。また報告してくださいね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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