活動レポート

活動レポート

明石川のお花見と明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2018年03月31日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川のさくら堰提で、29日にとった山菜のおにぎりと、アクアリウムの先ぱいが行く高校で作ったマグロの缶詰のサンドイッチを食べながらお花見をしました。調査は40分間で、オイカワの幼魚40匹、カマツカの幼魚7匹、ドジョウの幼魚~成魚5匹、アカミミガメ幼体~成体8匹、クサガメ成体2匹、ミナミヌマエビ60匹、スジエビ15匹、テナガエビ1匹、アメリカザリガニ2匹、コオイムシの成虫2匹、サナエトンボの幼虫1匹、ガガンボの幼虫1匹がとれました。スジエビとテナガエビは、卵をもっていた4匹はリリースして、残りはその場でころもをつけて天ぷらにしておいしくいただきました。

参加者のようす

今日とれた水生生物は、外来種は駆除をして持ち帰り、在来種はリリースしました。調査の途中で大きなコイの成魚を4匹見つけて、みんなでタモあみで1匹ずつ追いこんで、時間をかけて4匹すべての捕かくに成功しました。アクアリウムは、ふえすぎたコイの大きな成魚も、昔の人と同じようにおいしくいただいています。滋賀県の「淡海の川づくりフォーラム」
にメンバーが参加した時に、琵琶湖のコイの伝統的な食べ方を教えてくださったそうなので、今回はその料理方法でいただきます。

感想・気づいたこと・考えたこと

とても大きくてびっくりしていたけど6年×2人、4年、中1の4人で協力して、一人は、上から残りが川の中からコイを上に上にと追い上げて全てのコイをつかまえました。4匹いる内の3匹は、とても大きく、1匹はその中で小さいほうでした。びしょびしょになりながらコイをつかまえてとてもおもしろかったです。でも気付いたらアカミミガメがほとんどいなくなっていました。

その他

報告担当 MT(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、報告をありがとう。
桜のお花見だけでなく、魚の調査活動をしたことは、さすがですね!この季節に見られるのはまだまだおさない魚や水生生物であることもよくわかります。
タモあみで魚をとるために、3月末の冷たい水の中に入っていった勇気にもおどろきます。みんなで協力したからこそ大きな「え物」を4匹もつかまえられたことや、つかまえたコイをみんなの笑顔がかこんだことがよくわかります。うれしさもおいしさもみんなで分け合った、楽しい活動でしたね★
玉一アクアリウムは、「明石川を食べて」きっときれいな川にしてくれるだろうと思います。がんばってくださいね。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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