活動レポート

活動レポート

琵琶湖水そうのヌマチチブ

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2018年03月29日

実施場所:

神戸市 玉津第一小学校

参加メンバー&サポーター数:

9人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

琵琶湖でとってきて、2年近く大切に飼ってきたヌマチチブですが、同じ琵琶湖水そうの魚たちのひれや体をかじって弱らせるようになり、いっしょに飼えなくなったので、みんなでどうするかを話し合いました。ヌマチチブは、とってきた琵琶湖では国内外来種なのでリリースできなくて、もちろんほかの場所にもリリースできなくて、飼える人もだれもいなくて、けつろんとして、かわいそうだけどみんなでおいしくいただくことになりました。

参加者のようす

毎日、エサのエビをたくさんあげて大切に育ててきたヌマチチブです。とった時は3cmだったので15cmにもなりました。食べることには悲しい思いもあったけど外来種は最後まで責任をもつことがアクアリウムの目標なので、からあげにしていただきました。「おいしいね!」と言いながら頭から尾びれの先まで1匹まるごとを、みんなで分け合って食べました。

感想・気づいたこと・考えたこと

2年近く大切に飼っていたので食べるのは悲しかったけど、ほかの魚のことを考えたらこれでよかったと思いました。頭から尾びれの先まで全部おいしかったです。

その他

報告担当 KN(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは!
ヌマチチブのからあげ、おいしそうですね。命をいただくことの意味を考えれば、しかたのないことだと思います。生きものの世界はおたがいに命をいただくことでなり立っています。
世界的にもごはんをいただく前に「いただきます」終わりに「ごちそうさま」を言う国は少ないそうです。海外では、神様に感しゃする国が多いようですが、日本はこれからいただく「命」に、「あなたの命をいただきます」と言います。そしてその命を走り回ってちょうたつしてくれた人に感しゃの「ごちそうさま」を言います。ごちそうの『ちそう』の意味は、走り回るという意味です。命をいただくときに命に感しゃ、そして食べ終わったら命を集めてくれた感しゃの言葉を言っているのですね。命への思いがつまった言葉ですよね。
また、報告してくださいね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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