活動レポート

活動レポート

平野大池用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2018年01月20日

実施場所:

神戸市 平野大池用水路

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

平野大池の用水路で調査をしました。約40分間で、オイカワの幼魚~成魚50匹、ゲンゴロウブナの幼魚42匹、タイリクバラタナゴの幼魚6匹、タモロコ5匹、ミナミメダカ1匹、ミナミヌマエビ120匹、スジエビ20匹がとれました。国内外来種のゲンゴロウブナと外来種のタイリクバラタナゴは駆除をして、つくだににするために持って帰り、ほかはぜんぶリリースしました。調査のあとで平野大池に行ったら池の水を抜いていたので、いつもは行けない池の底を探検しました。

参加者のようす

池におりると水が流れている場所にカワセミがいて、すぐに飛んでいってしまったので、「あっ!」と言っていました。池を探検すると、アオサギやアライグマの死体や正体不明の動物の頭がい骨もあって、メンバーたちは自然のきびしさを感じていました。池の底になっていた場所には、たれかがしかけたいろんなタイプの「もんどり」が落ちていて、竹でできた大きなしかけは、「琵琶湖博物館でしか見たことないよ~。」ときょうみしんしんでした。

感想・気づいたこと・考えたこと

私は国内外来種のゲンゴロウブナと外来種のタイリクバラタナゴのつくだには初めて食べたけど、意外においしかったし、食べることによって命を大切にできるので、一石二鳥だと思いました。

その他

報告担当 KN(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、報告をありがとう。
今回の調査では、明石川での調査よりも短かい時間にたくさんの収かくがあったこと、またこれまで考えることもなかった池の底の実たいを知ったおどろきがよくわかります。
とった魚に幼魚が多かったのは、この季節だからかもしれませんね。また、明石川とこの用水路とのつながりはどうなっているのかと、レポートを読んできょう味がわいてきました。
琵琶湖の固有種であるゲンゴロウブナは、絶滅危惧種でありながら、この用水路では国内外来種のレッテルがはられてくじょをしなければならないことにも、きっと疑問がわいてきたことでしょう。
ところで、ゲンゴロウブナの味はいかがでしたか?外来種を食べてくじょし、命をいただいて自然のじゅんかんをささえるという、みなさんの熱い気持ちがしっかり伝わってきます。これからも、たくさんの体験をして、知性と感性を共にたくましく育ててください。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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