活動レポート

活動レポート

明石川河口調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2017年10月07日

実施場所:

明石市 明石川河口

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

海のすぐ近くの明石川河口は深くて川に入れないので、ライフジャケットを着て釣りで調査をしました。2時間でブルーギル13匹、スズキ2匹、ウロハゼ2匹、マハゼ1匹、チチブ1匹、モクズガニ2匹が釣れました。ブルーギルは駆除をして食べるために、ほかの魚もメンバーが食べるために持って帰り、おいしくいただきました。モクズガニはリリースしました。

参加者のようす

去年も明石川河口の釣りでブルーギルが1匹釣れて、河口でブルーギルが釣れたのは初めてだったのでびっくりしたけど、今年は13匹も釣れて、もっとびっくりしました。この場所は海のすぐ近くで海水がたくさん流れこんできているのに、それでもくらしていけるブルーギルの適応力は、すごいと思いました。これからもブルーギルの駆除をがんばります。

感想・気づいたこと・考えたこと

釣りをしていたらブルーギルが13匹も釣れてびっくりしました。なので河口でも釣りをしないとブルーギルがどんどんふえていくなと思いました。

その他

報告担当 KN(小5)

玉一アクアリウムのみんなへ、報告者KNさんへ
ふつうの釣りなら2時間で合計21匹の釣果(ちょうか:魚釣りをして釣り上げた魚の量)は、まずまず楽しめた釣り!ということになるのでしょうが、みなさんにとっては、そのうち半分以上が特定外来生物のブルーギルだった(しかも、昨年は1匹しか釣れなかった明石川の河口で)ので、ちょっと残念な釣りだったかもしれませんネ
ブルーギルは、海水の濃度(のうど)が高くなる河口付近でも数を増やせるような「適応力」の強さがあるからこそ、特定外来生物としてすさまじいいきおいをふるっているのでしょうネ
これからも駆除をかねた調査を続けて、その変化を観察していってください。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

246 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧