活動レポート

活動レポート

明石川下流用水路~伊川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2017年09月23日

実施場所:

明石市 明石川下流用水路~神戸市 明石川支川伊川

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川下流用水路で投網をして、ブルーギルの幼魚~若魚51匹、オオクチバスの幼魚~若魚11匹、ゲンゴロウブナの幼魚4匹がとれて駆除をしました。明石川下流から合流点をこえて、伊川までの調査では、オイカワの幼魚120匹、ミナミメダカ70匹、ミナミヌマエビ100匹、モクズガニ4匹、スジエビ2匹、アメリカザリガニ2匹、シオカラトンボの幼虫1匹がとれて、アメリカザリガニは駆除をしてエサに使い、ほかはぜんぶリリースしました。

参加者のようす

明石川下流用水路は、明石川が増水した時に泳ぎが苦手なブルーギルやオオクチバスがひなんをしてくる場所だとわかったので、台風18号で明石川が大増水した時も、きっとひなんをしてきているだろうと思って、増水がおさまってから投網にきたら、思っていたとおり、たくさんのブルーギルとオオクチバスがとれました。投網にからまったブルーギルやオオクチバスをはずず作業は大変でした。用水路の水は明石川の水と比べてよごれているので、食用ではなく、ナーセリーの畑の肥料や、しかけのかごのエサに使います。

感想・気づいたこと・考えたこと

用水路で投網をしたら移入種のゲンゴロウブナが4匹とれました。オオクチバスもブルーギルもいっぱいとれたのでよかったです。伊川では、オイカワやミナミメダカがたくさんとれたのでとてもたくさんいるなと思いました。

その他

報告担当 KN(小5)

玉一アクアリウムさん、こんにちは。
魚がひなんしてきているだろうと、よく思いつきましたね。そしてピッタリの当たり、すばらしい!(^^)!
いつも調査しているから、自然観察者の目でしっかりものを見られるようになってますね。今回もたくさんの外来種や移入種が駆除できて良かったです。しかも、ブルーギルやオオクチバスの命もむだにしないように畑の肥料などに使うという方法も感心しました。命の循環(じゅんかん)の中で私たちは生きてますが、その循環に積極的にかかわっていく姿勢(しせい)はとても大切だと思います。
伊川はオイカワやミナミメダカがたくさんいるんですね。これからもこの環境が保たれるようにがんばって調査を続けてください。
最後に、小学校5年生で投網がうてるのもすごいです!私も何回かちょうせんしたことがありますが、なかなかうまく広がりませんでした。これからも報告を送ってくださいね。待ってます^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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