活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2017年09月19日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川中流で調査をしました。オイカワの幼魚100匹以上、ミナミメダカ5匹、ギギ1匹、カマツカの幼魚1匹、コイの若魚1匹、ミナミヌマエビ1000匹以上、スジエビ2匹、シオカラトンボの幼虫7匹がとれました。台風18号のあとで、川の水はまだ少しだけにごっていて、いつもより水も多かったけれど、調査はできたのでよかったです。

参加者のようす

台風18号は明石市付近に再上陸して明石川を直撃したので、水位はいつもよりも1m以上も高くなり、私たちが川におりる時に通る歩道の上まで水が来ていたのでを知って、おどろきました。こんなに増水したあとでも、水の中の生き物たちは流されずにたくさんすんでいたので、すごいと思いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

台風18号は、とても強かったのかわかりませんが、とても水位が上がっていたようで、メダカやオイカワが歩道の近くのくぼみで数10匹もひからびていた所がかわいそうだと思いました。また、コイの若魚は実際に見たことがなかったので、いい調査ができたと思います。

その他

報告担当 KM(小5)

玉一アクアリウムのみなさんへ
玉一アクアリウムの生き物調査では100単位の数が出てくるのもめずらしくなくなったのですが、今回は千の位までとどきましたか!すごいですね。台風後で水位が高かったということで作業も大変だったと思いますが、みなさんおつかれさまでした。
台風による水位の上昇(じょうしょう)や流れの速度の変化は、川の生き物の構成や地形の撹乱(かくらん)を起こしますが、これもまた生態系のいとなみの1つです。変わり続けることが、変わらない自然を保全するためにとても大切なことなのです。
そんな撹乱(かくらん)の様子も体験することができてとてもよい調査だったと思います。でも安全対策だけは十分に気をつけてくださいね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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