活動レポート

活動レポート

びわこルールキッズ2017 びわこ外来魚駆除釣り3回目

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2017年08月26日

実施場所:

滋賀県大津市 瀬田川

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

琵琶湖を元気にするために、3回目の外来魚駆除釣りを瀬田川でしました。3時間で、ブルーギル112匹、オオクチバス1匹が連れました。釣りのあと、瀬田川で手を洗っていたら水草のネジレモがたくさん生えていたので、1株だけ持って帰りました。学校の琵琶湖水そうに入れる予定です。ブルーギルとオオクチバスは、からあげにしておいしくいただきました。

参加者のようす

琵琶湖で釣りをしていて釣れたのは、今までブルーギルとオオクチバスだけで、まだ琵琶湖の釣りで、在来種が1匹も釣れていないのは、なんだか不自然です。瀬田川の流れがゆるやかな船だまりの水面の下を見ると、本当にたくさんのブルーギルの幼魚がいてびっくりします。早く在来種がたくさんすんでいる琵琶湖や瀬田川にもどってほしいと思います。

感想・気づいたこと・考えたこと

船の近くを見たらブルーギルがいっぱいいたので、びっくりしました。ブルーギルとオオクチバスのからあげは味のちがいがあまり分からなかったけど、ふわふわしてておいしかったです。

その他

報告担当 KN(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、報告をありがとう。
琵琶湖の外来魚を釣り上げて駆除する、この活動を続けてくれていてうれしいです。「琵琶湖を外来種からまもる」どの活動にも、たくさんの人の琵琶湖への愛を感じます。
最近では南湖の水質もだんだんよくなってきたのですが、毎年たくさん発生する外来種の水草なども南湖の大きなかだいになっていて、人の手による駆除作戦がくり返されてきました。
しかし、強力な外来種が広がって増えていくことはなかなかとめられないのです。釣り上げた魚や水草を運ぶ時に、バケツの水の中や、魚、水草の表面、長ぐつの底などに外来魚の卵や水草の一片(いっぺん)でもくっついていると、いっしょに水そうや池に運んで放ってしまうことになり、そこではんしょくさせてしまうこともあるので、駆除には細かい注意が必要と言われています。
ところで、みなさんが釣りをしたあたりは、琵琶湖の下流側となる瀬田川のため、あまり水がきれいではありませんから、外来魚ばかりがいるのかもしれませんね。
在来魚がよく釣れる湖岸(こがん)や琵琶湖の河川もあります。そんな穴場を調べてみてください。駆除活動だけではなく、釣りそのものも楽しんでほしいと思います。ぜひチャレンジしてみてくださいね!(環境カウンセラーMJより)
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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