活動レポート

活動レポート

「川に行こうよ♪」1日目

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2017年08月24日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

活動内容

玉一アクアリウムの夏休みイベント「川に行こうよ♪」1日目をしました。宮下公園に集まって、みんなで明石川に行って河原や土手のゴミを拾う明石川おそうじ大作戦をした後、川の中に入って生物調査をしました。そして明日の朝に引き上げるしかけのカゴに、えさのブルーギルのあらを入れて、4つを川にしずめました。最後の自由時間は、川の中に石でダムを作ったり、河原で追いかけっこをしたり、おしゃべりをしたりして、みんな川にいる時間を楽しんでいました。

参加者のようす

ゴミはビニールの切れはしやペットボトルなどが多かったですが、自転車のタイヤや金属のぼうなど大きなゴミもあり、全部回収しました。生物調査は、ミナミヌマエビ1000匹以上、オイカワの幼魚500匹以上、ミナミメダカも120匹ぐらいとれて、コイの幼魚やゲンゴロウブナのほか、水生昆虫もコオイムシやヒメミズカマキリの成虫、ガムシやシオカラトンボやイトトンボの幼虫がとれました。参加者は、たくさんの生き物がとれるので、みんなよろこんでくれて、学校から手伝いに来てくれた先生たちも魚の群れを見て、「今年はさらにすごい!」と、とてもうれしそうでした。

感想・気づいたこと・考えたこと

ゴミ拾いは、「何これ!」というようなゴミが多くびっくりしました。川の調査では、ミナミヌマエビやオイカワの幼魚、ミナミメダカが多くてあみをあげるとピチピチはねるのでおもしろかったです。深いところで、ズボンがぬれる人や、「も」に足をすべらせて、こけてしまう人が多かったです。川にはたくさんの「も」が、はえてました。最後に作ったダムはとてもすごかったです。ダムから流れてきた水の音がとてもきれいでした。

その他

報告担当 OS(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、活動報告をありがとうございます。
みなさんのホームグランドである明石川に対する思いがあふれるような報告ですね★
河原や土手のゴミひろいは大変でしたね。報告にもあるように「どうして?」と思うようなゴミがあるのが現実です。そうしたゴミや異物(いぶつ)をとりのぞいた後は、安心して川で十分遊ぶことができたようですね。
この「遊び」というのは、調査よりもよい発見をすることがあります。それは、自分たちの見方が広がっているからです。今回は「も」に注目しましたね。もが多いことはどういう意味があるのでしょうか。次の調査のポイントとなると思います。そうした物の見方や考え方ができると、環境へのアプローチのしかたも変わってくると思いますよ。
では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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