あいおい子ども里海クラブ (兵庫県)
相生市が主催で行われている海岸清掃に、クラブ員の保護者や友人などで参加し、海岸を清掃した後、ヒラメの稚魚を放流しました。その後、相生湾周辺でその日獲れた魚をつかみ取りし、相生湾周辺にいる魚について学びました。
家庭やレジャー活動が基で発生したごみが大半を占め、どうすれば無くなるのか考えました。また、ヒラメの稚魚の放流では、ヒラメとカレイの違いや栽培漁業について学び、マメ知識となる事柄について今度誰かに話そう、と言っていました。相生湾の魚のつかみ取りでは、生きた魚の力強さに苦戦しながら歓声を上げていました。
ごみについては、釣りに来た人が捨てたごみが多く、大人の仕業だ!と言っていた子供が居たり、栽培漁業については、いつでも安く、安定して魚が食べられるけど、旬が関係なくなるので、季節感がないので反対ではないけど複雑です、と言った意見がありました。魚のつかみ取りでは、タコに吸い付かれたり、スミを吐かれたり、アナゴに噛まれたりし、身をもって体験できたので誰かに語ろう、と言っていたのが印象的でした。
毎年参加している家族もおり、ずぶ濡れになりながら魚をつかんで帰り、「これが我が家の海開きです」という家族や、魚を持って帰って、これからおばあちゃんのところへ行って家族で食事します、など、いろんな意味合いを持つ行事のようでした。
あいおい子ども里海クラブ(兵庫県)
あいおい子ども里海クラブ(兵庫県)
あいおい子ども里海クラブ(兵庫県)
あいおい子ども里海クラブ(兵庫県)