活動レポート

活動レポート

明石川下流~河口調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2017年06月24日

実施場所:

明石市 明石川下流~河口

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川の下流~河口を調査しました。1時間30分で、スズキの幼魚14匹、ニホンウナギの幼魚~成魚14匹、チチブ7匹、ボラの幼魚4匹、カワアナゴの幼魚1匹、マハゼの幼魚1匹、ブルーギルの幼魚1匹、ヒナハゼ1匹、ウロハゼ1匹、ゴクラクハゼ1匹、テナガエビ7匹、ゴカイのなかま1匹がとれました。ブルーギルの幼魚1匹は、駆除をして食べるためにもってかえり、今日はニホンウナギがたくさんとれたので、成魚1匹を「かばやき」にして食べるためにもってかえり、ほかはリリースしました。

参加者のようす

みんなで下流~河口調査をがんばりました。ちょうど干潮だったので、川がところどころでプールのようになっていて調査がやりやすかったです。アクアリウム調査で初めてヒナハゼがとれました。成魚なのに小さくて、形も動きもかわいくて、みんなで観察しました。絶滅危惧種は、ほんとうはリリースしなければいけないけど、明石川でウナギがよくとれるようになったので、みんなで話しあって、「成魚1匹をもってかえって、かばやきにしておいしくいただこう!」と決まりました。いつも外来種は食べているけれど、明石川産の天ねんウナギを食べるのは初めてです。

感想・気づいたこと・考えたこと

石の下に大きなウナギがかくれていて、よくこんなところに大きなニホンウナギがいたんだなと思いました。ぼくは、天ねんウナギをたべて、ふわふわでおいしかったです。

その他

報告担当 AH(小6)

玉一アクアリウムのみなさんへ
今回も河川の生物調査おつかれさまでした。暑い日が続きますが、体調をくずさないように気をつけてくださいね。
さて、河川は昔から人々の生活と深く関わってきました。そうした歴史の中で、河川の利用には、みなさんが知っているように漁業権や水利権(すいりけん:水を利用する権利)などがあり、こうした権利を守りながら川の資源が保たれてきました。
今回、きちょうでおいしいウナギのかばやきを食べることができましたが、絶滅危惧(ぜつめつきぐ)の保全だけでなく、こうした水に関わるルールとそのなりたちなどについても、今一度、クラブみんなで調べたりして、よく理解を深めてくださいね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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