活動レポート

活動レポート

染河内川調査とゲンジボタルの観賞

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2017年06月10日

実施場所:

宍粟市 揖保川支川染河内川

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

揖保川上流の染河内川で、約1時間調査をしました。ヨシノボリ80匹、カワムツ20匹、アブラハヤ6匹、アカハライモリ1匹、カジカガエル1匹、サワガニ3匹、サナエトンボの幼虫6匹、コヤマトンボの幼虫3匹、ヒゲナガカワトビケラの幼虫3匹がとれました。オオカワトンボの成虫も飛んでいました。アカハライモリは飼育するために持ち帰り、他はリリースしました。日が暮れてから調査をした場所で、日本最大のホタルのゲンジボタルの観賞をしました。

参加者のようす

あたりが暗くなってきたので、みんなで染河内川の河原にすわって、ゲンジボタルの光をまちました。しばらくすると、「あっ!光った!」「また光った!」とメンバーたちは、とてもうれしそうでした。日が暮れると、たくさんのゲンジボタルが光り、飛び始めたので、メンバーといっしょに捕虫あみでホタルを何匹かとって、みんなで手のひらにのせてホタルの光を観察しました。そして大きさと発光器でオスとメスを見分けました。最後にゲンジボタルを全て放してから帰りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

調査では、明石川では、見れない生き物がたくさんとれてビックリしました。カジカガエル・アカハライモリなどとることができました。図鑑で見て知っていましたが、じっくり観察できました。ホタル観賞は、たくさんのホタルが飛び幻想的でした。ホタルをつかまえて観察したとき体はとても小さかったけど、とても強い光をはなっていたのですごいと思いました。ホタルはなぜ光るのか調べてみたいです。とてもたくさんのホタルを見ることができたので来年もたくさん見れるといいなと思います。

その他

報告担当 NA(中1)

玉一アクアリウムのみなさん、活動報告をありがとうございます。
1時間の調査でたくさんの生き物たちを確認することができましたね。それは、自然が豊かだと言う証拠(しょうこ)でもあります。ただ、水生昆虫が少ないように思えますので、細かく調査してみるといいでしょう。
また、ホタルの光はいいですよね。ホタルについては、分かっているようで分からないこともありますから、疑問をもって観察したり調べたりしてみてください。
報告に「日本最大のホタルのゲンジボタル」とありましたが、日本最大のホタルはオオシママドボタルです。日本には50種類ほどのホタルがいて、兵庫県にも7~8種類のホタルが生息していると思います。ぜひ今度、調べてみてください。
では、次回の報告も楽しみにしています^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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