活動レポート

活動レポート

瀬田川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2017年04月30日

実施場所:

滋賀県大津市 瀬田川

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

シジミ漁体験のあと、KOBEこどもエコクラブからプレゼントしてもらった試薬で、パックテストによる水質調査をして、瀬田川の瀬田唐橋のすぐ近くで、ミミズをエサにして釣りの調査をしました。滋賀県水産試験場の井出さんに去年、瀬田唐橋近くの瀬田川には在来種のモロコやオイカワがいるかも知れないと聞いていましたが、釣れたのはブルーギルの幼魚~成魚ばかり25匹でした。

参加者のようす

水質の結果は、COD6mg/l、アンモニウム性窒素0.2mg/l、亜硝酸性窒素0.005mg/l、硝酸性窒素0.2mg/l、りん酸性りん0.05mg/lでした。ブルーギルは大きい方から、18cm(1匹)、17cm(1匹)、15cm(3匹)と、明石川のブルーギルに比べて、とても大きく感じました。釣れたブルーギルは全部、持ってきたアクアリウムの駆除ボックスに入れて氷じめにして持って帰り、今度みんなで命をむだにしないように、試食をします。在来種は釣れなかったけど、少しだけでも琵琶湖や瀬田川も元気にできたらいいと思いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

私は、ブルーギルを4匹つりました。全部小さかったのに、はりをのみこんでしまっていて、とるのがむずかしかったです。もっと釣りがうまくなって、とるのもうまくなったらいいなぁと思いました。別にそのブルーギルがわるいわけじゃぁなくて、人がもってきたのがいかないのに駆除しないといけないのは、かわいそうなので、みんなでおいしく頂こうと思っています。

その他

報告担当 OS(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、報告をありがとう。
瀬田川でのつり体験と水質調査で分かったこと,感じたことを上手にまとめてありますね。
よそうより瀬田川のCOD値が高いことにおどろいたかもしれません。水の色やにおいや瀬田川の周辺の環境をどう感じましたか?
琵琶湖南湖や河川の水質は、CODもかなりかいぜんされてきましたが、まだまだ課題が大きいのがげんじょうです。つり体験では、ブラックバスやブルーギルしかつれなくて残念でしたね。瀬田川でももう少し下流で、水のきれいな河川の河口近くでは在来種がつれるようです。
ところで、試食した外来魚の味はいかがでしたか?どんなふうに調理したのかも教えてくださいね。
みなさんがこの活動を通じて、琵琶湖の外来魚をつって食べて駆除し、琵琶湖や瀬田川を元気にしたいという応えんの思いと実行力に感しゃします★(環境カウンセラーMJより)
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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