活動レポート

活動レポート

伊川~明石川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2025年03月01日

実施場所:

神戸市 明石川支川伊川~明石市 明石川下流

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川下流で合流している支流の伊川の土手で外来種のキクイモの芋掘りをしたあと、伊川~明石川下流で調査をしました。みんなは明石川下流に来て調査をする度に何度も駆除のために掘っているので採れる芋の数は少なくなっていました。それでも、まだ掘っていないキクイモの枯れた茎の回りを掘ると芋がかたまって出てきました。キクイモチップスにして試食する予定です。

参加者のようす

伊川~明石川下流調査は2時間で、オイカワの幼魚~未成魚約110匹、ミナミメダカの成魚9匹、チチブの成魚8匹、ボラの幼魚7匹、ヒナハゼの成魚6匹、ギンブナの幼魚4匹、ニホンウナギの幼魚~成魚3匹、ゴクラクハゼの未成魚~成魚3匹、ナマズの成魚1匹、アカミミガメの未成体2匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約100匹、ミゾレヌマエビの幼体~成体約30匹、テナガエビの幼体~成体約40匹、ミナミテナガエビの未成体~成体2匹、ヒラテテナガエビの未成体2匹、モクズガニの幼体~未成体約10匹、オオヒライソガニ属の幼体2匹、ミズムシ(甲殻類)の幼体~未成体約10匹、シオカラトンボの幼虫1匹、ユスリカ科の幼虫約10匹、コガタシマトビケラの幼虫6匹、シロタニガワカゲロウの幼虫1匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫1匹が捕れました。

感想・気づいたこと・考えたこと

アカミミガメはナーセリーの畑の肥料に持ち帰りました。大きなウナギやナマズが捕れて小学生メンバーたちは触れて楽しんでいました。下流にはイシマキガイがたくさんいて、その中に殻が市松模様のとてもきれいな柄のイシマキガイもいました。久しぶりに調査に参加して、小学生は新しく入ったメンバーたちもいて見ていて危なっかしいところもありましたが、積極的に活発に行動していました。

その他

報告担当:KS(中3)

エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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