活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2025年02月24日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川中流で1時間30分調査をして、オイカワの幼魚~未成魚約450匹、ギンブナの幼魚2匹、ドジョウの未成魚~成魚2匹、モツゴの成魚1匹、コウライモロコの未成魚1匹、ミナミメダカの成魚1匹、カワヨシノボリの成魚1匹、クサガメの成体1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約120匹、スジエビの未成体~成体2匹、テナガエビの未成体~成体2匹、シオカラトンボの幼虫7匹、ガガンボ属の幼虫2匹、ユスリカ科の幼虫約40匹、シロタニガワカゲロウの幼虫2匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫2匹が捕れました。

参加者のようす

観察ケースに入れて観察すると、ドジョウ2匹の中の1匹が中国大陸由来の外来種のドジョウだったので、小学生メンバーが飼育用に持ち帰りました。今日は雪が降っていて、なにかとみんな寒そうでした。みんな黙々とガサガサをしていて、それなりに捕れていたので良い雰囲気だなと思いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

オイカワが多く採れました。個人的にはコウライモロコが採れて嬉しかったです。クサガメも採れましたが網で運んでいても全然動かなかったので、クサガメも寒さで動きが鈍っているのがわかりました。今日は数は少なかったですが、ドジョウやコウライモロコなどのいつも捕れるか捕れないかみたいな種が捕れたので良かったです。急遽でしたが久しぶりの参加だったので、そこそこ採れたのは嬉しかったです。

その他

報告担当:FT(高3准サポーター)

玉一アクアリウムのみなさん、活動報告をありがとうございます。
寒い中での調査をご苦労さまでした。
みなさんは本当に調査が好きなのですね。
当日の水温はどれくらいだったのでしょうか。
水温が低いと水生生物の活動も低下しますが、多くの生物種を確認することができましたね。
報告には「数が少なかった」とありますが、具体的には何を基準に考えているのでしょうか。
生物調査で大切なことは、比較検討できるように調査方法を同じにする必要があります。
定量的調査なのか定性的調査なのはもちろん、調査範囲や時間、調査人数なども同じにしたり、同じにするようなデータ調整を行うことで、より実態を詳しく正確に見ることができます。
生物調査をした後は、こうした視点での考察をお願いできればと思います。
では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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