活動レポート

活動レポート

明石川中流~櫨谷川調査とツクシ採り

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2017年04月02日

実施場所:

神戸市 明石川中流~櫨谷川

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川中流から櫨谷川の合流点をこえて、櫨谷川まで調査をしました。櫨谷川では時々調査をしていたけど、明石川から合流点をこえて、櫨谷川に入って調査をするのは初めてです。櫨谷川で、ずっと工事をしていたためか、櫨谷川では、ミナミヌマエビ数匹しかとれませんでした。川の調査のあと、明石川の土手で、みんなでツクシを採って、川で下ごしらえをしたあと、それぞれ家に持って帰って、料理して食べました。

参加者のようす

明石川の調査では、1時間30分でオイカワ48匹、カマツカ24匹、ゲンゴロウブナ1匹、ミナミヌマエビ42匹、シオカラトンボの幼虫1匹、クサガメ2匹がとれました。国内外来種のゲンゴロウブナはエサ用に持って帰り、カマツカ1匹はメンバーが飼うために持って帰り、ほかはぜんぶリリースしました。それから河原にさいているナノハナの「セイヨウアブラナ」と「セイヨウカラシナ」のちがいをみんなで勉強しました。葉っぱや花の形もちがうけど、くきをかじってやさしい味がするのが「アブラナ」で、わさびやからしのようにピリッとした味がするのが「カラシナ」です。明石川は、ほとんど「セイヨウカラシナ」で、「セイヨウアブラナ」は少ししかありません。

感想・気づいたこと・考えたこと

たくさん魚がとれたので、うれしいです。オイカワも、すごく増えていて、カマツカも増えていて、うれしいです。クサガメは、私が花粉症でだったので、くさくて鼻がきつかったです。少しずつ、在来種や絶滅危惧種がとれてきているので、まだまだだけど、ゆっくり、少しずつ、増やしていきたいです。ゴミも、前とちがって、減っていますが、まだ、人が捨てたゴミがたくさんあるので、少しずつ、なくしていきたいです。

その他

報告担当IS(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは!
私はこのレポートを見て、合流点のご岸工事後の状きょうに新たな調査の可能性を感じました。川の生物は、川のはば・流量・流れの強さや川の底のようすで大きなえいきょうを受けます。
これからも続けて観測すると、生物変化のようすが良く分かります。合流点の調査事例は少ないと思いますので、河原と土手の植物調査をあわせてテーマを考えるとさらにすばらしい内容になります。ちょうせんしてみると、新しい発見があるかもしれませんね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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