活動レポート

活動レポート

ツクシ採りと明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2017年03月25日

実施場所:

神戸市 フルーツフラワーナーセリー明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

10人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

みんなでナーセリーのうらの土手でツクシをとって、はかまをはがして下ごしらえをしたあと、明石川中流に行き調査をしました。1時間で、オイカワの幼魚33匹、カマツカ5匹、チュウガタスジシマドジョウ4匹、ミナミヌマエビ60匹、スジエビ10匹、ヒラテテナガエビ1匹、ガガンボの幼虫2匹がとれ、リリースしました。ツクシは、ゆでてあくぬきをしてから、みんなで試食します。

参加者のようす

メンバーたちが野生の神戸市絶滅危惧種のタコノアシを30本ぐらいを見つけて、よろこびました。このすぐ上流で、2年前にアクアリウムが保全活動でタコノアシを植えたので、それがふえたのなら、とてもうれしいです。それから5年前にアクアリウムが発見した神戸市絶滅危惧種のアサザも明石川の別の場所でふえていて、みんなで観察しました。

感想・気づいたこと・考えたこと

思っていたよりもひらいているツクシが多かったでです。下ごしらえで、はかまと、ひらいている上の部分をとりました。もったいないなぁーと思いました。川の調査では、チュウガタスジシマドジョウがとれました。タコノアシがいっぱいあってうれしかったです。

その他

報告担当OS(小5)

玉一アクアリウムのみんなへ、報告担当OSさんへ
今回見つけたタコノアシの種はどこから来たのかな?みんなが植えたところから川の流れに流されてきた?風に乗って飛んできたのかな? 動物の毛や人の服にくっついてきた? 鳥が食べていぶくろの中に入って運ばれてきた?それとも、みなさんと同じような活動をしている他のグループがそこに種をまいたのかな?あるいは、土の中にずっと眠っていたのかもしれないね?
今回の発見だけで、いろいろなことが考えられますね。
「足」がない植物は、自分たちの子孫(しそん)を残すために、あの手この手の方法を使って、よりたくさんの種を、より広いはんいにまくようにしています。
その土地に古くから「生活」している植物が、ながくその場所で「生活」できるように守っていきたいものですが、そのためには種がねづくように、私たち人間がちょうどいいレベルのお手伝い(草かりやかんばつ、おたがいにせりあっている外来種のじょきょなど)が大切ですね。
今回は、ツクシの下ごしらえと試食、川の生物調査、タコノアシやアサザの観察と、もりだくさんの内容でしたね。
これから生き物も活発に動く(伸びていく)季節です。野外での観察や調査が楽しみですね。これからも楽しく活動してください。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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