活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2017年03月14日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川中流で調査をしました。40分間で、オイカワの幼魚32匹、コイの成魚2匹、タモロコ1匹がとれました。コイの成魚2匹は、55cmと67cmでした。明石川では天敵のいないコイの成魚が増えすぎて、生きもののバランスがこわれかけているので、玉一アクアリウムはコイの成魚を「要注意在来生物」と、よんでいます。昔の人と同じように、ぼくたちはコイの成魚をつかまえたら、食べたり、しかけのエサに使って減らしています。

参加者のようす

調査の前に11日に明石川下流でとったイシマキガイを「つくだに」にして試食しました。イシマキガイは、今は食べる人はいないけど、昔の人は食べていたそうです。大きめのイシマキガイでも、身はとても小さくて、食べられるところは少ししかありませんでした。コイの成魚は、流れのゆるやかなコンクリートや岩の間にかくれているのを見つけ出して、みんなで協力してつかまえました。

感想・気づいたこと・考えたこと

イシマキガイはとても小さかったけど、とてもおいしかったです。調査では、大きなコイが2匹とれたので、びっくりしました。コイはまだまだ、たくさんいそうです。また、つかまえて駆除をしていきたいです。

その他

報告担当KK(小4)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
いつもがんばって活動していますね!レポートから、ただ調査するだけでなく、みなさんの川に対する想い、水生生物に対する想いが伝わってきます^^そこが玉一アクアリウムさんのすばらしいところです★
昔はコイや貝も大切なたんぱく源だったのに、今では、かんたんに食べ物が手に入るようになったので、見向きもしなくなりました。でも、もしも外国から食べ物が入ってこなくなっても何をどのように食べるか・食べられるかを知ってると強いですのね。そういう知恵も大切です。
次回の報告も楽しみに待っています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

354 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧