活動レポート

活動レポート

スナメリについて考えたこと

岡山ハッケンジャー (岡山県)

活動日:

2017年03月26日

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

広島の宮島水族館に行って来た。

瀬戸内海にも生息する小さいイルカ「スナメリ」の赤ちゃんに出会った。スナメリは歯くじらの仲間で、口をあけると笑ったような顔になる。

参加者のようす

スナメリの赤ちゃんは好奇心いっぱいで、見ているメンバー・サポーターに近寄ってきた。しばらくこちらを見つめてくれた。笑っているような顔は本当に可愛いく、いつまでも、その場で見ていたい気持ちだった。

感想・気づいたこと・考えたこと

スナメリは、1980年ごろから、急激に数を減らしているそうだ。

スタッフの方になぜ減っているのか質問してみた。おそらく、海に流れ込む川の水質の変化で、微生物や、それを食べる小型魚類、イカなどが減り、結果的に、海の生態系の頂点に立つスナメリの生息が厳しくなっているのではないか、
ということだった。

今の川の水は一見きれいにはなっているが、コンクリートの護岸などにより生きものを育む豊かさが失われているのかもしれない。農薬をつかった農業用水や排水の影響もあるかもしれない。スナメリは岸から2キロほどのところに生活しているようなので、影響があっても不思議ではない。考えさせられる話だった。

また、岡山県レッドデータブックによると、漁業網にひっかかったり、船との接触事故などもあるようだ。

その他

その他、この地域だけに生息するミヤジマトンボや、岡山県に生息するアユモドキやスイゲンゼニタナゴも展示されていた。地域の自然を考えるきっかけになる、展示がいくつもあった。

岡山ハッケンジャーさん、こんにちは。
スナメリの赤ちゃんのかわいさと、生息状況の危うさがよく伝わってくるとても良いレポートでした(^-^)
レポートにもありましたが、スナメリは水深50mほどの浅い海の生態系の頂点にたっているため、海の環境の良好さを示す目じるしになる生き物です。
そして海は“命のゆりかご”と言われているように、地球上の生き物にとって本当に大事な宝物です。
今回のみんなのように、海から川、そして川周辺の陸地の環境へと考えをめぐらしていくことはとても大切なことだと思います。結果には必ず原因があること、その原因にたどりつくようにいつも考えるくせをみんなが身につけることができたら、未来の環境は良くなっていくでしょうね。これからも今回のような考え方を大事にしてください。期待してます。
また、今年度も楽しい活動報告を送ってくださいね。待ってます!
エコまる
岡山ハッケンジャーのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名岡山ハッケンジャー
  • 所在地岡山県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

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