活動レポート

活動レポート

カイツブリの警戒の声は体育館シューズの音

岡山ハッケンジャー (岡山県)

活動日:

2017年02月04日

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

川原にでて冬羽のカイツブリなど、野鳥を観察した。

参加者のようす

この日は、見なれた種類の鳥を、ていねいに観察してみることにした。
この日に見られた野鳥は、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ヒバリ、カワラヒワ、アオジ、ヒヨドリ、ツグミ、ジョウビタキ、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリン、バン、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ(アメリカヒドリとの交雑個体もいた)、オカヨシガモ、ハクセキレイ、モズ、スズメ、キジバト、ハシボソガラスなど。魚をハンティングするカワセミ、ヨシ原の間でチャッチャッと鳴くウグイス、ピーチクピーチク鳴きながら上昇するヒバリ、盛んにオオカナダモを食べるオオバンの群れも観察した。

感想・気づいたこと・考えたこと

カイツブリが、時々「キッ、キッ(ピッ、ピッ)」と、するどく・短く鳴いていることに気が付いた。
こんな鳴き声もあるんだね、なんだか体育館シューズで床をふんだ時の音だね、と話し合った。図鑑で調べてみると、警戒している時の鳴き方らしい。見られているから警戒してるのかな?カイツブリといえば、これまでは「キュリリリリ」と、けたたましく鳴くイメージがあったが、これからは、鳴き方の違いに注意してみたい。

あと、図鑑と見比べながら、カイツブリの夏羽と冬羽のちがいを観察した。夏とくらべて冬羽は白っぽくなり、
頭に黒っぽいボウシをかぶったような色になることを調べた。さらに、若い個体ほどクチバシがピンク色で、大人になる程に黒くなるようだ。これからは、年齢の違いにも注意してみたい。

その他、カイツブリが潜水してエサを狙うのは、ほとんどが川の底の敷石の間だった。魚がかくれて良いエサ場になってるのかもと想像した。また、じっくり行動を観察してみたいところだ。

その他

オオバンが気になっている。
ここ数年、すごい勢いでオオバンが増え、この日も、大きな群れをつくりすごい勢いで水草を食べていた。オオバンについては、一度、調べてみたいと思っている。

岡山ハッケンジャーさん、こんにちは。
感想の内容が素晴らしいですね!(^^)!鳴き方の違い、季節や年齢による羽・くちばしの色の違い、行動観察、いずれもしっかりとよく観察しています。拍手!拍手!
生き物に限らず、相手を知りたかったら、じっくりていねいに観察することがなにより大事だと思います。生きていくうえで「科学的なものの見方」を身につけておくといろいろな場面で役立ちますが、その基本は「観察」ではないかとよく考えます。しっかりと観察するから、いろいろな発想や試みが浮かぶ、しくみが見えてくる。ぜひオオバンについても頑張って下さい。
そういえば、カモ類の換羽は観察のしがいがありますね。地味な「エクリプス」に比べて繁殖期の羽のカッコ良さはほれぼれとします。また、楽しい報告を送ってくださいね。待ってます。
エコまる
岡山ハッケンジャーのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名岡山ハッケンジャー
  • 所在地岡山県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

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