岡山ハッケンジャー (岡山県)
岡山県自然保護センターを散策しながら、冬の生きもの達のサバイバルを観察しました。
雪が舞う寒い日でしたが、元気に活動しました。低学年のメンバーは、学校のお友達も参加してくれました。
昆虫などは、見つけることがむずかしい季節ですが、「いない」わけではなく、生活場所や状態(卵・幼虫など)を変えて、
厳しい冬を乗り切っていることが分かりました。
昆虫以外では、水辺でニホンアカガエルの卵塊を確認しました。10日ほど前にはなかったので、直前の雨で、産卵のスイッチが入ったのかと思います。
ウスタビガの繭は、グリーンがとてもきれいでした。実物を触りながら、羽化する時に繭の口がパックリ開くしくみや、
水抜き用(といわれている)繭の底の「穴」も、観察しました。
ところで、ウスタビガの繭は、だんだん、見る機会がへっているように思います。くわしくしらべたわけではありませんが、SOSを発信しているようで心配しています。
この時期のウスタビガの繭は、すでに羽化したあとの脱けがらですが、周りに卵がついていたので、写真だけ撮ってそっとしておきました。
その他では、クヌギカメムシのゼリー状の卵を観察しました。卵のひとつぶひとつぶから、呼吸のための管が3本づつ出ているのも、ルーペで観察しました。(今回は、写真がうまくとれなかったので、以前にとった写真でアップします)
岡山ハッケンジャー(岡山県)
岡山ハッケンジャー(岡山県)
岡山ハッケンジャー(岡山県)
岡山ハッケンジャー(岡山県)