岡山ハッケンジャー (岡山県)
色鉛筆を使った野生動物絵画教室の「野鳥編」「昆虫編」にそれぞれ参加した。
先生は、画家でもあり野生動物調査のスペシャリストだったため、科学的に動物の体を解説してもらい、面白くて時間がたつのを忘れるほどだった。
「野鳥編」のテーマはインドトキコウ。
題材の写真を配られた時、初めてみる野鳥に、メンバーもサポーターも???となった。先入観をすてて見たままを描くため、あえて、日本にいない鳥を題材にしたということ。
「風切羽(かざきりばね)」「大雨覆(おおあまおおい)」「中雨覆(ちゅうあまおおい)」など、まずは、鳥の構造のていねいな解説があり、解説に沿って描きすすめた。
場所によって、毛の流れ方がちがうことなどもよく分かった。羽の部分と、クチバシや脚などツルりとした部分の、質感のちがいに注意して描くように、というアドバイスもあった。
「昆虫編」のテーマはアカマダラハナムグリ。日本にもいますが、幼虫が猛禽類の巣でそだつ珍しい昆虫。メンバーも本物を見たことはありません。
ツルツル・テカテカした甲虫の質感や、場所によって剛毛が生えていることなど、絵を描くときのポイントを教えてもらった。野鳥とのちがいが面白い。
また、甲虫の体には、型押ししたような点のポツポツ(点刻)があり、点刻の密度や大きさは、その昆虫らしさを表現するので、ていねいに描きこむようにということ。このあたりは、昆虫の体を観察していて、面白いなあと思うところだ。
また、節と節の間あたりに剛毛が生えているのは、節どうしが直接ふれあうと、摩擦ですりきれてしまうのを防ぐためではないか、という話も面白かった。
また、定期的に参加してみたい。
岡山ハッケンジャー(岡山県)
岡山ハッケンジャー(岡山県)
岡山ハッケンジャー(岡山県)
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