岡山ハッケンジャー (岡山県)
毎年野鳥観察しているヨシ原で、猛禽類のチュウヒを確認しました。
メンバーは、ヨシ原を見わたしながら、チュウヒが現れると望遠タイプのコンパクトデジカメで写真を撮りました。
チュウヒを観察できるのは、広いヨシ原です。
チュウヒがエサをとったり、ねぐら作りにヨシ原が必要だからです。チュウヒがいつも観察できる場所は限られているので、もしもこのヨシ原がなくなったら、と考えると心配です。
【チュウヒの特徴】
チュウヒは滑空と羽ばたきをまぜながら飛びます。
チュウヒの滑空は、両方の翼をもち上げてVの字のような形になり、ヨシ原すれすれの低いとこをすべるように飛びます。
また、ネズミなどのエサを探しているのか、よく下を向いて飛んでいます。
チュウヒは飛んでいる姿に特徴があるので、飛んでいる時は、遠くからでもわりと見分けやすいです。
反対に、とまっている時は、見分けるのが難しいと思います。
また、ハイイロチュウヒのメスとは、よく似ているので、腰の白い部分の大きさなどを見比べています。
猛禽類に親しむ遊びとして、メンバーとサポーターは、車の中でよくゲームをしています。
車の中から猛禽類を探し、トビ1点・ミサゴ10点のように猛禽の点数を決め、見つけた点数を競います。
ほとんどが、「トビ」なのですが、ゲームをすることで、トビも真剣に観察するようになります。そうすると、「トビ以外」の猛禽が現れた時の、メンバーの反応がすごく早くなってきました。
また「トビもよくみると、案外、格好いい顔をしてる」「この場所はトビが異常に多い。なにかあるのかな?」「大きな池があるので、ミサゴを探すぞ」など、楽しみながら環境を考えることに、つながっているように思います。
岡山ハッケンジャー(岡山県)
岡山ハッケンジャー(岡山県)
岡山ハッケンジャー(岡山県)
岡山ハッケンジャー(岡山県)