岡山ハッケンジャー (岡山県)
文化の日。倉敷市立自然史博物館の「自然史博物館まつり」に参加した。
キイロスズメバチの巣の解体ショーなど、楽しいイベントでいっぱいだった。
キイロスズメハチの死がいを観察し、スズメバチに寄生する「スズメバチネジレバネ」を観察した。
ちょっと摩訶不思議な昆虫が好きなメンバーは喜んで観察していた。
キイロスズメバチの腹節をよく見ると、部分的に少し膨らんだ部分がある、よく見るとイモムシ型の幼虫が入っていたので、ピンセットで引っ張り出して観察してみた。
調べたところ、スズメバチに寄生するスズメバチネジレバネは、成虫のオスだけが翅をもち、スズメバチの体に寄生したメスを見つけて交尾するそう。
メスは成虫になってもイモムシのように脚も翅もなく、スズメバチの腹節の間から顔を出して、オスが来るのを待つそうです。
卵はメスの体内で孵化し、やがて、スズメバチの体から脱出。その後は、また、しばらく成長して、別のスズメバチに寄生する・・・・。らしいです。
気が遠くなりそうなところで、生きもの同士の世界がつながりあっていることを感じた。本当に生きものの世界は底知れない。そして、面白い。
追記:寄主の体内で孵化したばかりの幼虫ははじめは脚をもち、自力でそれぞれの寄主にたどりつく。その後はまた脚が無くなるようです。
ネジレバネ目は、かなり...ミステリアスなグループのようです・・・。
(※誤りがあれば、ご指摘いただけますと幸いです)
岡山ハッケンジャー(岡山県)
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