岡山ハッケンジャー (岡山県)
エグリトビケラらしき卵を見つけたので報告します。
池のわきに生えていた木の葉に、プルンとしたゼリー状のものがくっ付いていた。
ちょうど、スプーンひとさじくらいの大きさだった。中の様子から、昆虫の卵であることは分かったが、どうやら調べてみると「エグリトビケラ」の卵であるらしかった。
眼で観察しただけでは分からなかったので、デジカメのマクロ撮影や、実体顕微鏡で確認した。2枚目の写真には、幼虫の眼も写っている。
あたりをつけるため、インターネットの検索もつかい、その後、水生昆虫図鑑で確認した。
図鑑で調べたところ、エグリトビケラは、水辺近くの樹木の葉などに産卵し、ある程度まで卵塊の中で育つようだ。
しばらくすると、卵塊がくずれ、幼虫は水辺に落ちて、あとは、成虫になるまで水生生活するということ。
これまで、同じフィールドで、エグリトビケラは成虫が確認されており、たぶん、間違いないだろうと思っている。
卵の産み方がモリアオガエルに似ているね、と話した。
岡山ハッケンジャー(岡山県)
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